謹賀新年&コミックマーケット93お疲れ様でした

同人イベント
01 /02 2018
あけましておめでとうございます。
2018年もよろしくお願いいたします。
また、31日大晦日のコミックマーケット93での「あびゅうきょ」スペースにお越しいただきました方々にはこの場を借りて御礼申し上げます。
当日は午前中、日差しもなく雪もチラつく天候であった。
会場に着いたのは8時40分過ぎ。ここしばらくは東7ホールであったが、今回は東4。ちょっと遅めだったので設営はギリギリ。
今回はサークルの布ポスターを作製。最近はどこのサークルでも掲げているので作ってみた。
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新刊はガルパン2次創作の3巻目。
いつもより一般参加者の出足が早く、11時過ぎ位がピークだったか。スケブ依頼とも重なってかなりバタバタしてしまった。
ガルパン本既刊の残り在庫も昼前後には売り切れ、新刊も14時前には完売。
頒布量が予想を上回り、14時以降に寄っていただいた方には申し訳なかった。
イベント後には書店委託も予定している。
他に差し入れも頂き、なんとか16時閉会まで無事過ごすことが出来た。
殆ど終日スペース内で過ごしていたので、他のクリエーターさんとの交流の時間を設けることは出来なかったが、お隣のむらかわみちお先生や漫画の手帖の藤本氏、「マンガ論争」の永山氏にはお世話になった。
会場から出ると天候は回復して茜色の夕景が広がっていた。
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何とか2017年も無事終了。
旧年中にやるべきことがまだまだ多かったので年跨ぎの原稿も残っているが2018年は更なるステージアップを図るべく奮闘したい。
本年もよろしく。

コミックマーケット93新刊御案内

同人イベント
12 /24 2017
コミックマーケット93新刊御案内
誌名/「Battle of ZOUHAN YUURI3」
『ガールズ&パンツァー』2次創作漫画第3巻。
大洗町を舞台とする新たな戦車道対抗戦。
しかしそれは日本戦車道連盟と戦車道各家元との内紛を孕んでいた。
その間隙を突いて中国共産党配下の文化大革命学院が突然、大洗海岸から上陸してきた。
実戦弾を使用し、容赦なく相手を殺傷する圧倒的な人海戦力で瞬く間に他校を圧倒し、大洗町は文化大革命学院に包囲されつつあった。
その包囲から西住姉妹を救出するための作戦が発動されたが・・。
ジャンル/ガールズ&パンツァー
サイズ/B5
総ページ/26P
頒布予定価格/650円
頒布スペース/31日日曜日東4ホール「ヤ」54b「あびゅうきょ」
ガルパン造反3表紙版下 ガルパン造反3版下05頁 ガルパン造反3版下07頁 ガルパン造反3版下08頁 ガルパン造反3版下09頁 ガルパン造反3版下16頁 
また既刊シリーズも頒布予定。

その他
新刊「マンガ論争18」にコラム「あびゅうきょ妄言通信出張編」連載中
頒布スペース/「マンガ論争」頒布スペース

『漫画の手帖』各号にコラム「あびゅうきょ妄言通信」連載中

よろしくお願いいたします。

コミティア122お疲れ様でした

同人イベント
11 /25 2017
コミティア122お疲れ様でした。
当日朝は本降りの雨。
10月半ばから週末、祭日は天気に恵まれない日が多い。
特に紙を扱う同人誌イベント当日に雨に祟られるとモチベーションも落ちる。
会場の東ホールは昼過ぎまでシャッターが開けっ放して、体が冷えてしまった。今年は例年に比べ寒さが早く、真冬並みの服装で挑む。
幸い、昼過ぎからは日差しも出て天候も回復。
この日、当スペースまで足を運んで頂いた方々、差し入れを頂いた方々にこの場を借りて御礼申し上げます。
冬コミもよろしくお願いいたします。

「自衛隊音楽まつり」初観賞

祭り
11 /25 2017
11月18日、知人から「自衛隊音楽まつり」の防衛大臣招待チケットを頂いたので、会場の武道館に赴く。
武道館は確か大学の卒業式以来、36年ぶりか。
「自衛隊音楽まつり」は想像していたものより、ずっと大規模だった。
入場するにも手荷物検査を受けた後、席まで列を作って誘導される。場内は満員。基本家族連れが目立つ。
午前10時より開幕。
演奏もパフォーマンスもプロ並み。
いや、軍楽隊はすでにプロか。ブラスバンドに疎いので比較対象することが出来ぬが、お金をとっても然るべきレベル。
動きも機敏で軍隊レベル・・。いや・・。自衛隊も軍隊だから当たり前か。
本当に「プロ」並で、これが「軍隊の一部」という意識がなくなってしまい、どうにも錯覚してしまう。
もっとも軍楽隊は音楽で士気を鼓舞するための専属部隊な訳で「アマチュア」ではないことを、改めて認識。
古の頃より、軍隊には「プロ」の軍楽隊がつきものであることをつい忘れてしまう。
曲目も『ゴジラ』や『新世紀エヴァンゲリオン』などサブカルっぽい選択でサービス精神も忘れない。
それにしても巧い人ばかりで音楽で食っていくために敢えて自衛隊に入った人も少なくないのでは?
スカウト活動なんかもあるのだろうか?
2時間じっくり堪能させていただいた。
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『ブレードランナー2049』の絶望的考察

映像鑑賞
11 /09 2017
改めて『ブレードランナー2049』の考察を試みる。
(ネタばれ注意)
この映画を見る前、想像していたのは新たな主人公Kがアメリカンヒーロー的な勧善懲悪バトルで薄っぺらな「正義」を行使するありきたりなハリウッド映画になることを危惧していた。
大抵の名作続編は興業を優先し、陳腐化するのが常であったから、こんな予想も的外れではない。
だが、実際の出来は、『ブレードランナー』の世界観を忠実に継承し、まるで欧州映画のような悲哀溢れる映像美を追求した作品に仕上がっていた。
どうしてこんなことが現在のハリウッドで作ることが可能だったのか、それが最大の謎に感じた。
もっとも数多の米映画をすべて視聴すれば、そのような作品も何割かは常に作られているのかもしれない。
だがハリソンフォード級の俳優を擁し、世界的大規模興業を展開する超A級映画で、このような類の作品は極めて稀有に感じる。

『ブレードランナー2049』のハリウッド映画らしからぬ造りはどこから来ているのかと考えると、そのスタッフの国籍などから垣間見れる。
すなわち、製作総指揮リドリー・スコットは英国人。監督ドゥニ・ヴィルヌーヴ、主役ライアン・トーマス・ゴズリングは共にカナダ人。仮想現実恋人ジョイ役・アナ・デ・アルマスはキューバ人。撮影拠点はブタペスト。スポンサーはSONY等。
『ブレードランナー』にヨーロッパやアジア映画の哀愁の血が漂っているのは、こういった理由が一因なのかも知れぬ。
しかし今時、インターナショナルなスタッフ陣は珍しいことではない。

「大義のための死は最も崇高である」というような主人公の描き方も、今の商業娯楽映画として成立しがたい。
自己犠牲というのは敗北必至の者が死を前提とした、いわいる「玉砕」であって、圧倒的な常勝が求められるアメリカンヒーロー像からは余りにもかけ離れている。
クライマックスに主人公Kはデッカードを娘に会わせるために自己犠牲的闘争を展開する。
その結末もあっさりとした静かな「死」だ。爽快感はどこにもない。

『ブレードランナー2049』のラストシーンを観て起想したのは、星野之宣の漫画『残像』である。
これもまた悲哀溢れるSF作品だ。
契約結婚でもう遠い過去の存在でしかなかった元妻が産んだ自分の子供との出会いや、キーワードとなるトーシューズ等が『ブレードランナー2049』設定とだぶる。
だがこの漫画はオリジナルの『ブレードランナー』が公開された1982年よりも更に過去に描かれていた。
時代感覚的には1970年代のテイストだ。

重ねて『ブレードランナー2049』には何となく、前作の特殊効果を務めたダグラス・トランブルが監督した『サイレントランニング』の匂いもする。これも1971年製作の映画。
勧善懲悪ではない自己犠牲的な主人公を描いていた点では『ブレードランナー2049』と非常に似通っているが、当然ながら興業的には失敗作だった。

製作スポンサーも奇異だ。
いまや圧倒的な中国企業群の台頭により、その勢いそのままならばハリウッド映画の冠企業はハーウェイ辺りになってもおかしくないところだ。
だがもはや風前の灯であるはずの日本家電企業の代表格であるSONYが、まるで1980年代そのままに『ブレードランナー2049』メインスポンサーとして名を轟かせている点もまた「自己犠牲の崇高な死」を思い起こさせる。
最後の灯火で有終の美を飾らんとしているかのごとく。

また『ブレードランナー2049』の主人公Kを巡る4人の女たちの描き方も同様に古典的だ。
すなわち、ウォレスに忠実な部下ラヴ
バーチャル愛人ジョイ
娼婦の女
上司のジョシ警部補
彼女たちはそれぞれの立場で主人公Kに対して「愛」を実践する。
それ故にジョイは娼婦に、娼婦はジョイに、ラヴはジョシとジョイに嫉妬し、激しく闘争する物語でもある。
しかしある意味、彼女たちは「自立」していないのだ。
皆、保守的で前時代的な「男に依存する自己犠牲的な女」の姿を描いている。
この2017年にはどう考えても流行らない「女性に嫌われる女」ばかりだ。

ようするに『ブレードランナー2049』は何もかも時代の潮流からかけ離れた存在なのだ。
そう、この作品はもう戻っては来ない1970年代の「望郷」しかない。
作品自体がディストピアなのだ。
「滅び」を描いているのではなく、映画自体が「絶滅と廃墟」そのものなのだ。
SONY、依存する女、自己犠牲の玉砕肯定、大義のための死・・。
これらすべてに未来はない。
あるのは「滅びの美学」だけだ。
寿命の限られた生殖機能のないレプリカントは「滅びの美学」そのものの具現化だ。
観客は「移植された1970年代の記憶」に浸るだけで、それは単なる虚像でしかない。
孤児院の孤児のごとく、打ち捨てられた過去の残滓から「美しい思い出」だけを採取する「労働」に課せられる映画だ。
その「労働」に喜びを感じられる者だけが2時間45分の「滅びの美学」を享受出来る。

ではなぜそんなネガティブスピリット全開な作品をハリウッド映画というメジャー興業で表現出来るのか?

理由はただひとつ。
それが『ブレードランナー』だからだ。

入間航空祭2017

祭り
11 /06 2017
本年も恒例、入間航空祭に赴く。
数日前までは雨の予報で天候不良が危ぶまれたが、低気圧が予想より早く関東地方を通過したため、一転快晴に近い航空祭日和となる。
いつものように西武新宿線鷺ノ宮駅まで自転車で移動。ふと空を見上げるとカルマン渦のような雲が浮かんでいた。
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08時40分過ぎ、稲荷山公園着。
すでにこの状態。
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管制塔やや南側辺りを待機場所として、その周辺を徘徊。
丁度、落下傘降下展示を担当する第一空挺団の集合地点に遭遇。「埼玉県人会」とのコラボが興味深い。
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それにしても真っ青な空。風もなく、これ以上のコンディションはない。
「ミス入間航空祭」のパレードも30年近く変わっていない印象。
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場所もカメラもレンズもここ数年同じなので、写真も似たような構図になる。
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13時過ぎからメインのブルーインパルス。
今年は滑走路北側から離陸。
風がないのでスタークロスの航跡がいつまでも残っていた。
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魚眼でも画面いっぱい。
10年以上前に影男シリーズ『絶望の中心で哀を叫んだけもの』でそのシーンを描いたのを思い出す。懐かしい。
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15時前にF15,F2が帰投し、プログラム終了。
売店も営業を終了。基地の保安上から15時以降の営業は難しいのだろうが帰り際の買い物が出来ないのは惜しいと毎年思う。
15時20分過ぎ、北門からエスケープ。基地周辺の大混雑を抜け、稲荷山公園に向かう。
15時28分、公園に到着。ふと見上げると見慣れない機影が目に入ったので撮影。
どうやら次期対潜哨戒機P1のようだ。
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入間航空祭には地上展示もされていなかった機種。

17時頃、稲荷山公園撤収。
夕焼けや夜景が美しい。
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もうこの時間帯になると航空祭の混雑は跡形もなく解消。ゲートも静か。
17時28分、稲荷山公園駅到着。
駅ポスターが例年になく自衛隊と鉄道会社の親睦性をアピールする造りになっていた。
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以前は広告コピーなどなく、事務的な表示だけだった。
5日のトランプ来日の影響がここにも。
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今年の人出は報道によると21万人とか。
入間航空祭が終われば、いよいよ年末に向けての準備が本格化。
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あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/