オリジナルイラスト作画注文御案内

創作活動
01 /14 2017
あびゅうきょ工房では現在、オリジナルイラスト作画注文を受け付けています。
以前、モノクロイラスト作成過程はツイッター、ブログで御紹介しましたが、今回はカラーイラスト作成過程をご注文主様の御好意で紹介いたします。
(これは昨年11月にツイッターでアップした記事ですが、改めてブログでも御紹介いたします。)

カラーイラスト作画工程①
まずは下書き清書から。B4イラストボードに鉛筆。
IMGP7314a.jpg IMGP7435a.jpg

カラーイラスト作画工程②
次はペン入れ。耐水性のパイロットドローイングペン0.1~0.05mmを使用します。
IMGP7436a.jpg IMGP7439a.jpg IMGP7440a.jpg IMGP7449a.jpg IMGP7457a.jpg


カラーイラスト作画工程③
ペン入れ終了後、練りゴムでゴムかけして下書きの鉛筆線を消したあと、透明水彩で彩色します。最初は人物の肌から順に背景の彩色に。筆は面相筆。
IMGP7683a.jpg IMGP7681a.jpg IMGP7693a.jpg IMGP7691a.jpg

カラーイラスト作画工程④
根気よく細かな部分も面相筆で彩色。CGと違って水分を乾かす時間が必要なのでマニキュア用の小型扇風機を使うこともあります。
IMGP7964a.jpg IMGP7967a.jpg IMGP7980a.jpg


カラーイラスト作画工程⑤
人物、戦闘機、神器など彩色が終わった後、背景の月、雲、空を塗ります。
IMGP7987a.jpg IMGP7986a.jpg IMGP7984a.jpg IMGP7988a.jpg

カラーイラスト作画工程⑥
青空を入れてほぼ完成です。細部もチェックします。
IMGP7971a.jpg IMGP7978a.jpg IMGP8022b.jpg IMGP7992a.jpg


カラーイラスト作画工程⑦
サイン、印 タイトルを記入して額装します。あとは御注文主様に発送して全工程完了です。
IMGP8005a.jpg IMGP8020a.jpg


カラーイラスト作画工程⑧
ラフ、下書き、ペン入れ、彩色完成度にパソコンに取り込んだ画像です。
御柱ラフ1604a 御柱鉛筆修正160519a 御柱ペン入れ160529a 御柱彩色160620b


あびゅうきょ工房オリジナルイラスト御注文方法はこちらに詳細を御紹介していますのでよろしくお願いいたします。個人、商業問わず幅広く承っています。
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/mujia.html

謹賀新年&コミケット91お疲れ様でした

同人イベント
01 /01 2017
謹賀新年。
旧年中はお世話になりました。2016年には11年ぶりにコミカライズながら商業単行本を発刊。一応の目標は達成できたのではないかと。御助力頂けた方々にはこの場を借りて御礼申し上げます。
2017年は更なるステージアップを目指し、一層奮励努力する所存。
応援よろしくお願いいたします。

さて、コミックマーケット91サークル参加も昨日、無事完了。お越し頂いた読者紳士淑女の方々に御礼申し上げる。
今回、配置されたスペースは、新しく増設された東7ホール。
造りは既存のホールと然程変わらないが、形が少々歪の上、柱や壁の建材が脆いらしく、張り紙などが貼れず、案内図も掲示されていないので迷子になりやすい。
正門ゲートからも遠く、導線も限られているので一般参加で入ると辿り着くのに相当時間を食う。
当日、現地に着いたのは、8時半前。売り子さんがトラブルで遅刻してしまい、一人で設営。その合間にサークル受付もこなさねばならず、やっと準備が整ったのが開場直前。
最初は疎らだった入場者も時間が経つにつれ増えていくが、大混雑という状況ではない。
今回、通路側から見て右隣2スペース分のサークルが欠席していてぽっかり空間が空いていた。
その分、会計の際など窮屈な思いをせずに済んだが、机ひとつ分、使われないというのは何だかもったいない。
それはさておき、売り子さんが到着するまで一人対応だったため、いつもながらのおつり計算の戸惑いに拍車が掛かってしまった。お釣りがいらないのにおつり計算をしてみたりと赤面ものである。
ガルパンの2次創作本が比較的好評でBZY第一巻は殆ど完売してしまった。
14時を廻ると一気に人が引いてしまい、疎らに。
閉会の16時には閑散としていた。
今回、宅配の列が長く、1時間近く並んでやっと受付。ビッグサイトを出る頃にはすっかり日が暮れてしまった。
西の空には細い月がかかる。近くで金星も輝いていた。
2016年暮れもとりあえず何とか無事予定をこなすに至った。
ビッグサイトからの帰り、JR新宿駅ビル商店フロアが20時前にシャッターを下ろしていた。
例年なら大晦日でも通常通りの営業時間だった記憶のはずだが、そろそろ年末年始フル営業の流れも節目となってきたのだろうか。
元旦は朝6時に起床。
快晴の下、朝日が眩しい。そんなに冷え込みもなし。
新年はいつもとおり、近所の神社へ。
朝8時半頃は空いていて参拝に行列する必要もなかった。
破魔矢を買って帰宅。
年賀状イラストはこれから。

コミックマーケット91新刊御案内

同人イベント
12 /27 2016
コミックマーケット91新刊御案内
新刊
タイトル/「Battle of ZOUHAN YUURI2」(ガルパン2次創作本)
著作・編集/あびゅうきょ
B5サイズ
26P
頒布予定価格/650円
頒布スペース/東京ビッグサイト31日(土曜)東7ホール”i”35b
内容/夏に発刊したガルパン2次創作本「Battle of ZOUHAN YUURI」の続編。
「戦車道」をより「戦争の実践」に近づけようと画策する日本戦車道連盟。
一方、あくまで「乙女の嗜みとしての戦車道」にこだわる各家元との対立の中で始まった次期対抗戦。
ところが日本戦車道連盟はすでに中国共産党直属の文化大革命学院チャン審判長に乗っ取られていた。
大洗海岸から大挙して上陸した文化大革命学院のT34/85と紅衛兵武装少女が各校の戦車チームに襲い掛かる。
彼女らは実戦弾を使用し、無慈悲に各チームの構成員を殺傷した。
怒涛の文化大革命学院の進撃は止まらない。
聖グロリアーナ学院は裏切り、プラウダ高校は蹴散らされ、アンツィオ高校は逃亡し、サンダース大付属高は撤収した。
このまま大洗町は中国共産党の軍門に下るのか。彼女たちの真の目的は何処に?
いよいよ命懸けの西住姉妹の「戦争」が始まろうとしている。
ガルパン造反2表紙版下 ガルパン造反2版下16頁 ガルパン造反2版下07頁 ガルパン造反2版下15頁 ガルパン造反2版下06頁

またゲスト原稿として『ヤマト2199』でお世話になっている、むらかわみちお先生の「ガルパン」イラストも掲載。

その他
新刊「マンガ論争16」にコラム「あびゅうきょ妄言通信出張編」連載中
前号には表紙担当他「あびゅうきょ」インタビューも掲載。
頒布スペース/「マンガ論争」頒布スペース
29日、30日、31日の3日間、東4ホール入ってすぐ(コミケ本部横)の特設ブースにて販売

『漫画の手帖』各号にコラム「あびゅうきょ妄言通信」連載中

よろしくお願いいたします。

『この世界の片隅に』を観る

映像鑑賞
12 /03 2016
先日、アニメ映画『この世界の片隅に』(原作/こうの史代、監督/片淵須直)を観た。
板橋区にあるシネマコンプレックス。休日だったのでほぼ満席。
かなり前から評判だったのでなかなか手ごたえのある作品だった。
原作者の方については、コミティアで自費出版していた位の知識しかなくて、こんな重厚長大な作品を商業誌で連載していたとはまったく知らなかった。
映画のストーリーは呉に嫁いだ一人の女性が淡々と戦時中の銃後の視線から垣間見た作品。
それを克明にアニメーションで再現しており、実際、あの当時、呉にいたら、あのような情景が広がっていたに違いないと感じる。
兵器描写もリアル感があって、この部分だけでも興味深い。
松山の紫電改(一瞬、雷電かと思った)やB-29、大和や重巡洋艦青葉等も克明に描かれている。
戦後70年以上経って、当時の情景がリアルな動画で再現されるというのは妙な気分にもなる。
当時、米軍が撮影した呉空襲のフィルム等は結構残っているが、それをアニメーション映画として再構成という点でも価値ある作品だ。
このクオリティーで本土防空戦のアニメが観てみたい。
昔、自分がコンバットコミック他で連載していたB29が主役の『ジェットストリームミッション』という作品があるが、これを今回の水準並みでアニメ化出来たら・・。
もっともクラウドファンディングで募っても、お金が集まる見込みはなさそう。
まず企画が通らない。
以下の画像は『ジェットストリームミッション』からB29のシーンより。
JSM1707.jpg JSM0107.jpg JSM0503a.jpg JSM1801.jpg JSM1803.jpg

それはさておき、劇中で主人公が呉初空襲に遭遇したとき、その光景を見て、絵に残しておきたいほど綺麗な情景だったと感慨にふけるシーンがあった。
たしか徳川夢声の『夢声戦争日記』でも著者が東京大空襲を見て「凄観!、壮観!、美観!」と記してあった事を思い出す。
空襲下では何万人もの人間が焼き殺されているのにも拘わらず、その情景は恐ろしくも美しく映る。
しかし、それが人間として正直な感覚であることを素直に描くことが大切なのだ。
妙なバイアスをかけて悲惨さだけを強調すると、戦争の本質を見失う。
人間がなぜ戦争をするか。
それを問うためには嘘偽りない「現実」を描かねばならない。

戦争を題材とすると、自ずとそこに制作者の意図というものが介在してくる。
すなわち同じ戦争を扱っても描き方によって「反戦」映画にもなるし、逆に「戦意高揚」とか「プロパカンダ」映画にもなりうる。
バイアスをかける意図が強ければ強いほどその作品は胡散臭くなってくる。
そういう意味で『この世界の片隅に』は比較的冷静な側面から戦争を描いている気がする。
その手法が正しいかどうかは観る者それぞれが判断すればよいこと。
絶対的基準など存在しない。
最近はあまり耳にしないが「戦争娯楽映画」というジャンルもあった。
「戦争」と「娯楽」を結びつけると昨今は「不謹慎」と叱咤される向きもあるが、皮肉にも第2次世界大戦体験者が現役だった時代にそんなジャンルの戦争映画が多かったのも事実。
そこにもまた「戦争」の本質を探る鍵がありそうだ。

それにしても今年は、手ごたえある劇場用アニメが多い気がする。
『君の名は。』が宮崎駿的ヒットであれば、『この世界の片隅に』は高畑勲的ヒットといえようか?

最後にツイッターにも上げたが「漫画の手帖」連載コラム『妄言通信』カットイラスト。
妄言通信1612原画a
昭和20年10月、呉湾にてすずさん、海上特攻要員として訓練を受けるの図。
『この世界の片隅に』の世界で、もし昭和20年8月に終戦とならず、陸軍がクーデターを起こし、徹底抗戦となったらこんな情景もありえたのかなと。


あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/

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