コミティア来場感謝。バレンタインデー一考察

同人イベント
02 /15 2010
昨日、コミティアあびゅうきょ工房スペースにお越しくださった方々にはこの場を借りて御礼申し上げます。
天候も回復し、寒い日ながらも多くの方の来訪を賜った。奇妙な縁で10年近く前の知り合いがいらしたりと実り多き日であった。
この日はビッグサイトでコミティア以外でも大きいイベントがあったらしく、若い同人女性の姿が目立っていた。
しかしバレンタインデー当日にも拘わらず、それらしい光景は一切見ることがなかったのは印象的。
基本的に女性はもうこの日に義理だろうが本命だろうが「チョコを異性に渡す」という社交儀礼すら放棄しているようだ。
バレンタインデーの存在意義すらなくなってしまったので、この日に一喜一憂するなんてこともなく、「女性が愛を告白する日」なんてお題目は、やがて人々の記憶からも薄れていくのだろう。
どうせ製菓会社が販売促進の為に煽った企画に過ぎないバレンタインデーだ。
もっとも自分のような最初からチョコに縁のない「恋愛不能片輪男性」からすればどうでもいいことなのだが。

でも、「健気さ」とか「可愛らしさ」の一表現である「チョコのプレゼント」を女性自ら放棄してしまう時代とはいったい何なのだろう。
もはや女性にとってそんなものは負担にしかならず、面倒なものでしかないのだろうか?
であれば、もういっそ化粧もオシャレもやめてしまったほうが楽ではなかろうか?
「男性依存」から脱却出来る時代になったのだから、なにも男性の視線を気にする必要もない。
そんなものに時間を割く暇があったら「自分探し」に奔走すればよいのだ。
異性に好かれる必要がなければ身嗜みも必要ない。
男性の目を気にするための「無駄な労力」から解放されたのだ。
風呂にも入る必要もない。身体中フケ、垢だらけでも構うまい。服もジャージ一丁でよい。無駄毛もそのまま。ダイエットも必要なし。
男性から苦言を浴びてもこう返せばばよろしい。
「私たちは男性依存から解放されたの。どう思われようと関係ないのよ。あんたら男に頼る必要ないのだからこっちの自由でしょ」
これで世の中、丸く収まる。
まあ不潔同士であれば、こちらも風呂に入る手間が省ける。
お互い臭ければ気にもなるまい。
いい時代になってきた。
昨今のバレンタインデーから学ぶ教訓は深い。

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/