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コミックマーケット101お疲れさまでした

同人イベント
01 /01 2023
大晦日、東京ビッグサイトで開催されたコミックマーケット101の二日目にサークル参加。
ビッグサイトに赴くのは8月のイベント以来か。
前夜までコピー誌原稿をギリギリ午前2時まで製作。
このテンションを高めていく緊張感もコミケ前夜祭みたいなもの。
当日朝、家の最寄り駅でSuicaにチャージしていると見知らぬ中年女性から「コミケですか?」と声を掛けられる。
「そうです」と答えると「頑張ってください」と言われた。
荷物のカートを見ての事だったと推測するが何となくポジティブな気分にさせられた。
開場に着いたのは午前8時15分過ぎ。今回は西2ホールの誕生日席。比較的早くスペースに到着し、設営にかかる。
今回も同人作家の森野優樹先生にお手伝いしていただく。
準備中にむらかわみちお先生から宇宙戦艦ヤマトコミカライズコミックスの献本頂く。
随分前に少しだけお手伝いしたコマが載っている回が掲載されていた本。
ありがとうございます。
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10時半開場。
エスカレーターから一般参加者が滝のように降りてくるのが覗える。この感覚は久しぶり。
前回の冬に比べれば確実に人は増えているが、これでもチケット制で入場に制限が掛かっている。
壁際大手サークルの行列は延びるが、島中の「少年創作」中小サークル辺りはまだ賑わっている様子はない。
お昼前後が人流のピークだったが頒布数は伸びず。
そんな中、昔から交流のあるイラストレーターの工藤稜先生、漫画家の堀内満里子先生からもご挨拶を受ける。
こうして消息を確認し合えるのもコミケという場の役割でもある。
また、コラムなどを寄稿している漫画の手帖藤本代表、「マンガ論争」永山薫氏からも掲載本や差し入れいただく。
あと、スペースの前で立ち止まった欧米の参加者から幟のイラストを写真に撮りたいとリクエストしてきたのでOKする。
本は買ってもらえなかったが(苦笑)。
14時過ぎてやっと頒布が少しづつ増えるが、それでもコロナ以前から比べると3割程度で停滞。
15時半過ぎからは在庫を書店委託コーナーに搬入。
16時無事閉会。
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やっと賑やかさを取り戻しつつあるコミケであったが、結局、売り上げ頒布数は本来の半分から三分の一に留まった。
コロナ禍の他に、やはり久しく商業連載がないのも響いている感がある。
また、従来から足を運んで頂いた一般参加者の方も高齢化や環境の変化でコミケから遠のいてしまったのかもしれない。
還暦を3年過ぎ、改めてサークル参加に挑むスタンスの再構築を迫られる感。
コミケ撤収後、最寄りのサイゼリアに向かうと大晦日は16時で終了とか?
かき入れ時に営業をしなくなった様子に、この国の黄昏を想う。
代わりに行ったファミレスはロボットが食事を運んでいた。

いずれにせよ、この年末の忙しい中、差し入れ等、頂けた読者の方々含め、この場を借りて御礼申し上げる。
2023年もよろしくお願いいたします。

 

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/