コミティア141お疲れさまでした
同人イベント
9月4日、東京ビッグサイトで開かれたコミティア141にサークル参加。
これでこの夏の一連の同人誌頒布イベントが終了した。
暑い中、足繁く、当サークル及び委託スペースまで赴かれた読者紳士淑女各位にこの場を借りて御礼申し上げます。
さて、コミティア141。
どういう理由か解らぬがサークル受付が東8。
駅から最も離れた奥まったホール。重い荷物を引いてなぜこんな距離を歩かされるのか?
りんかい線国際展示場駅から20分近く掛かってしまい、危うく遅刻するはめに。
更にサークル入場は一旦折り返して東2まで戻らねばならない。
時間、体力等無駄に使わされる導線の理由は何なのか?
まったく理解に苦しむ。
お陰で開場する前に体力を消耗してしまった。
ただですらコロナ文革によってイベント参加に無意味な労力と犠牲を払っているのにこの導線は不毛以外のなにものでもない。
しんどかった。

それはさておき、今回は初めてコミティアの「出張マンガ編集部」を利用してみた。
この夏の新刊『「む」は無線の「む」』は元々自費出版を叩き台に商業展開を目指して執筆していたので、いずれにしろどこかで「持ち込み」を実施しなければならない。
しかし、2016年以降、商業誌活動から遠ざかっていて編集者の人脈も途絶えている中、改めてコネクションを構築しないと話にならない故、この「出張マンガ編集部」も営業選択肢の一つとなる。
取り敢えず、「出展編集部一覧」をチェックしてみるが、困った。
皆目見当がつかない。
久しく、漫画雑誌も読んでおらず、どの雑誌がどういう傾向なのかも解らない。
昔ながらの雑誌名も目に付くが、もう自分の知る作家は誰も居ない。
全くの「飛び込みセールス」と同じでこれはちょっと厳しい。
取り敢えず、いくつかの編集部を当たってみたが、やはり商業連載のきっかけすら容易ではない。
世代的にも還暦を超えた身からすると時代の潮流や昨今の流行りに追随するエネルギーは、流石に若い頃と比べると著しく減少してギャップも大きい。
自分と同世代の漫画家は売れっ子を除いて現役を退き、次世代、後身の指導的立場となって専門学校の講師等に収まっているケースが多い。
この歳で若い新人に交じって「持ち込み」をしても脈は限りなく弱い。
漫画家は自分の執筆スタイルとシンクロした編集者との出会い、出版社の意向などが合致した時、初めて商業連載のチャンスが生まれる。
20~50代まではこれでも幾ばくかのチャンスに恵まれたが、昨今の商業漫画の情勢を鑑みると自分のようなマイナーで奇特な作風だと商業連載は限りなく厳しい。
とにかく、地道にそのチャンスを探し出すしか方法はないだろう。
あまり、ネガティブなイメージばかり抱いていても道は開けない。
今回は11月の漫画家40周年個展の案内はがきも配布した。
夏のイベントが終わっても、その準備が待っている。
この辺り、自分に鞭打たないとこのまま沈み込むだけになってしまう。
加齢というのは何の目標も設定しないと肉体的、精神的に様々な減衰を伴い、創作意欲も削がれていく。
一方、還暦過ぎてもバリバリ現役で猛烈な執筆活動続けているクリエーターなどいくらでもいる。
生きている限り、己に対する闘争は止めてはならないのだ。
これでこの夏の一連の同人誌頒布イベントが終了した。
暑い中、足繁く、当サークル及び委託スペースまで赴かれた読者紳士淑女各位にこの場を借りて御礼申し上げます。
さて、コミティア141。
どういう理由か解らぬがサークル受付が東8。
駅から最も離れた奥まったホール。重い荷物を引いてなぜこんな距離を歩かされるのか?
りんかい線国際展示場駅から20分近く掛かってしまい、危うく遅刻するはめに。
更にサークル入場は一旦折り返して東2まで戻らねばならない。
時間、体力等無駄に使わされる導線の理由は何なのか?
まったく理解に苦しむ。
お陰で開場する前に体力を消耗してしまった。
ただですらコロナ文革によってイベント参加に無意味な労力と犠牲を払っているのにこの導線は不毛以外のなにものでもない。
しんどかった。

それはさておき、今回は初めてコミティアの「出張マンガ編集部」を利用してみた。
この夏の新刊『「む」は無線の「む」』は元々自費出版を叩き台に商業展開を目指して執筆していたので、いずれにしろどこかで「持ち込み」を実施しなければならない。
しかし、2016年以降、商業誌活動から遠ざかっていて編集者の人脈も途絶えている中、改めてコネクションを構築しないと話にならない故、この「出張マンガ編集部」も営業選択肢の一つとなる。
取り敢えず、「出展編集部一覧」をチェックしてみるが、困った。
皆目見当がつかない。
久しく、漫画雑誌も読んでおらず、どの雑誌がどういう傾向なのかも解らない。
昔ながらの雑誌名も目に付くが、もう自分の知る作家は誰も居ない。
全くの「飛び込みセールス」と同じでこれはちょっと厳しい。
取り敢えず、いくつかの編集部を当たってみたが、やはり商業連載のきっかけすら容易ではない。
世代的にも還暦を超えた身からすると時代の潮流や昨今の流行りに追随するエネルギーは、流石に若い頃と比べると著しく減少してギャップも大きい。
自分と同世代の漫画家は売れっ子を除いて現役を退き、次世代、後身の指導的立場となって専門学校の講師等に収まっているケースが多い。
この歳で若い新人に交じって「持ち込み」をしても脈は限りなく弱い。
漫画家は自分の執筆スタイルとシンクロした編集者との出会い、出版社の意向などが合致した時、初めて商業連載のチャンスが生まれる。
20~50代まではこれでも幾ばくかのチャンスに恵まれたが、昨今の商業漫画の情勢を鑑みると自分のようなマイナーで奇特な作風だと商業連載は限りなく厳しい。
とにかく、地道にそのチャンスを探し出すしか方法はないだろう。
あまり、ネガティブなイメージばかり抱いていても道は開けない。
今回は11月の漫画家40周年個展の案内はがきも配布した。
夏のイベントが終わっても、その準備が待っている。
この辺り、自分に鞭打たないとこのまま沈み込むだけになってしまう。
加齢というのは何の目標も設定しないと肉体的、精神的に様々な減衰を伴い、創作意欲も削がれていく。
一方、還暦過ぎてもバリバリ現役で猛烈な執筆活動続けているクリエーターなどいくらでもいる。
生きている限り、己に対する闘争は止めてはならないのだ。