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霧ヶ峰にて思ふ

日常
08 /17 2021
今年も8月の半ばまで過ぎた。
先日、霧ヶ峰という高原にてソロキャンプを実践。
喧騒の巷を離れ、独り薪を灯す。
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漆黒の夜空に「夏の大三角形」が上り、茫漠たる銀河を挟んで、ベガ、アルタイル、デネブが輝く。
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この大宇宙からして今次のパンデミック騒ぎの如何に矮小で愚かなりし人の愚行かを改めて悟る。
三日も山に居れば、メディアの煽りもなく、この大自然に身を委ねれば真実は何処にあるかを教えてくれる。

巷の狂気溢れる盲動は終わりを知らない。
最近、ワクチン接種の事後症状を自慢げに呟く同調圧力が煩い。
恰も神に忠誠を誓う焼き印を受けたの如く報告する様はコロナ文革原理主義の奴隷として忠誠を明かす儀式のようで悍ましい。

どこぞの首長がオリンピックメダリストのメダルを齧ったことで世界がひっくり返るの如きバッシング。
まるでゾンビに噛み付かれたの如く非難を浴びせる様は狂気だ。
挙句、メダルを交換するとか。
どうかしている。
むしろ記念になって箔が付くだろう。
此処にも異常潔癖変質イデオロギーの波が押し寄せている。
病気なのはどっちだ?
メダルを齧ったのがジャニーズのイケメンだったら寧ろ歓迎するのは想像に難くない。
この騒動はただ意に沿わない人物に偏向ミソジニーレッテル付するだけの差別行為ではないか?
こっちの差別は綺麗な差別か?
吐き気がする。

タリバンがアフガニスタン全土を掌握したという。
漫画版「風の谷のナウシカ」で粘菌や王蟲の群れに包囲されたトルメキア兵が脱出するバカガラスに群がるシーンを彷彿とさせる。欧米列強の後ろ盾を失い、見捨てられた民。そもそも「タリバン」支配の国に傀儡政府を作ろうとしたことに無理がある。
欧米の思想文化を勝手に持ち込んで、強制しようとしてもその何百年と続く土着文化を汚すだけで何の利にもならぬ。
女性の権利云々も身勝手な欧米列強の嗜みに過ぎぬ。
12歳で結婚の何が悪い?
世界の文化風習に「絶対悪」など存在しない。
郷に入れば郷に従え。
「教育を受ける権利」だと?
それを標榜する欧米列強が散々アフガニスタン人を弄んだ挙句、20年足らずで見捨ててさっさとトンズラするのである。
無垢なアフガン人民をゴミの如く捨てるのだ。
「教育を受ける権利」を確立したと説く国がね!
この何処が崇高か?
碌なものではない。
ならば12歳で嫁いで子を産み、育てるだけの風習文化を持つ民族ののほうが余程健全だ。
タリバンを恐れ、空港に殺到する様は、コロナを恐れ、ワクチン接種に殺到する昨今の情勢と酷似する。
「コロナは恐ろしい!」と煽るコロナ文化大革命原理主義者に盲目的に従った日本国民と、「タリバンは恐ろしい!」と煽る傀儡欧米列強の押し付け「民主主義」を盲目的に従ったアフガン市民の行く末は同じである。
必死に脱出飛行機にしがみ付いた挙句の果てに宗主国のパイロットに蹴落とされて落下死するの如く、外国製のワクチンにしがみ付いて、以後何回も効果の程が定かでない注射を打ち続けられるのだ。
そのような奴隷か家畜のように成り下がってたまるか。

コロナ狂気は止まるところを知らず、1年8か月たっても暴走し、無能な老害世襲政権は「緊急事態宣言」を闇雲に発布し続ける。
国民はコロナ文革原理主義者の意のままに愚弄され続けている。
疑うどころか奨んで狂気の坩堝に自ら飛び込んでいく者の如何に多いことよ。
ロックダウンが如何なる状況を生むかも解らず、それを望むコロナ脳の愚かさには嗤うしかない。
自由を奪われ、官憲に身をゆだねるということがどういうことか解らない馬鹿さ加減には呆れ果てる。
ロックダウンでコロナが収まると信じる無邪気さも幼児レベル。
変異株の感染力をもってすればもはや何もしなくても「感染」する。
すべては「頭の病気」。
前大戦の時も同じような様相だったのだろう。
国土が焼け野原になっても尚、戦争を辞めなかったのだから、コロナも同様に、コロナ以外の要因で社会が崩れていっても尚、この狂気のイデオロギーに帰依して身を滅ぼしていくことにすら気が付かない。
そんな愚か者は勝手に滅びるがよいのだ。

コロナはこの世の数多の禍の一つに過ぎない。
それに罹って重篤になったり、死に至るのは癌や交通事故その他諸々の死の要因の一つに過ぎない。
コロナを特別視することが異常であって、その他無数にある「死」に至る要因は「どうでもよい」とでもいうのか?
先日、コンビニで奇声を上げている見知らぬ頭のおかしな女に絡まれそうになった。
もし、あのキチガイが刃物を持って襲い掛かってきたら命がどうなったか解らない。
これも「死」に至る要因の一つだ。
だがマスコミや首長は一切微塵もキチガイ女に注意せよとは喚起しない。
「緊急キチガイ女宣言」なんて出たためしがない。
しかし、命の危険があったことは事実なのである。
コロナと何が違うというのだ?
もはやこの異常な世界がどこまで続くか、客観的にみれば滑稽でもある。
動物園で人畜無害の「コロナバナナ」を投げ込んで恐怖に慌てふためき右往左往する猿の集団を眺めるのはさぞ傑作であろう。

霧ヶ峰の誰もいないハイキング歩道。
草原には蝶が舞い、花が咲き乱れ、雲が風に流れる。
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そこに無言の「真実の声」がある。

 

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/