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コミティア123お疲れ様でした

同人イベント
02 /13 2018
遅ればせながら11日のコミティア123お疲れ様でした。
2月からずっと体調不良がつついて、この日も万全ではなかったが、何とか終日サークル参加に努める。
久しぶりの西館であったが、駅からの入場を考えると東館より近くて楽。東館は入場ゲートにもよるが西館より倍近く歩かねばならないのでしんどい。
とにかく、ずっと風邪が続き、原稿等のモチベーションも上がらず、食欲もなかったため、半分寝たきり状態。
とはいえ、何もしないとますます体調不良に輪をかけるので、せめてコミティアにはPV告知のペーパーを作って持っていくことに。
敢えてシンプル直感でイラストも描いてみる。
晴れ絶望PVチラシ版下1802
それにしても、還暦が近づく年齢になると、普通の風邪も若い頃とは違って、しんどさが増してくる。
これまでは当たり前のように存在した有形無形の頼れる支えとなるものが失われ、自分で自分をフォローしなくてはならなくなる。
そうすると「体力」のない者は、ちょっとした風邪、怪我などで立ち直る機会を喪失し、あっという間に現世から落伍していく。
特に経済力のない、孤独な独身男性はそうだ。
いつの間にか姿を見なくなった独身男性というのは、こうして人知れず孤独に風邪を拗らせて死んでいくのだろう。
長生きするには如何にリアル世界で頼れる人間関係を維持していくかその秘訣。
バーチャルやネットの中だけ結びついていても、健康維持には殆ど役に立たない。

ピョンチャンオリンピックが始まった。
冬季オリンピックが始まる度に、1972年の札幌オリンピックのテーマ曲『虹と雪のバラード』が蘇ってくる。
この時、自分はまだ14歳。中学生でやっとスポーツに対する感動とかが解り始めた年齢。
70m級ジャンプで笠谷、青地、今野が表彰台独占にフィギュアのジャネットリンとか、今でも鮮明に覚えている。
一方で1998年の長野オリンピックの記憶は余り残っていない。誰がメダルを取ったのかも忘れている。やはり記憶に刻まれる物事は10~20代に限られるのだ。  
札幌オリンピックから46年・・。
『虹と雪のバラード』のカセットテープはまだ健在で、それを聞き直しながら、物思いに耽る。
「空が残る。真っ青な空が・・。あれは夢?、力?、それとも恋」
もはやこの歌詞を享受する若き時代は遙かに過ぎてしまった。
老い朽ちるだけの独身還暦男性に「夢、力、恋」は虚しく響く。
少年老い易く、学成り難し。一寸の光陰軽んずべからず。

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/