世襲総理大臣に期待すること

報道
09 /17 2009
ふと、テレビを点けるとニュースで「新政権誕生」の事をやっている。
相変わらず世襲議員が総理大臣だというのに、恰も日本の政治が刷新されるの如く報道するのは何かの冗談のつもりだろうか?
かつて万年野党だった政党の議員が閣僚に選ばれているのを観ると、結局、政治の場すら「談合」で決められるのだなと解る。
日本が破産する前に、元「万年野党」の人たちや元「与党」から飛び出した「はみ出し者」にも万遍なく戦後日本の繁栄分はお零れとして貰っておこうと。
まあ、そんなところであろう。
「国家戦略局」なる部署を作って、日本の政治を「官僚主導」から「政治家主導」にするとか言っているが、そもそもその政治家が旧態依然とした者達で構成されている以上、何が期待できるんだ。
むしろ、無能な政治家が馬鹿な指示をごり押しすれば、国民に禍が降りかかる。
「国民のため」とか言っているが、その「国民」って誰のことなんだ?
少なくとも、政権をとった政党のマニフェストや主張の中に、自分のような絶望独身男性が共感できる「政策」は一つも入っていない。
そんな政党が「国民」のためと称してアクションを起こせば、自ずと結果は見えている。

それに元々、財源もないような「絵に描いた餅」のごとき政策を実践したらどうなるか?
あれだ。
太平洋戦争末期、旧日本陸軍が実行した「インパール作戦」と同じ匂いがする。

この作戦も、食料弾薬の補給が困難であったのも拘わらず、それらを「現地調達」という無謀で楽観主義に基づいた手段に頼ったために壊滅的敗北を招いた。
すべては無能な現地司令官のなせる業だったのであるが、今回の「政権交代」で出来た「国家戦略局」も似たようなもの。
財源がないのに「無駄を省いて財源に充てる」というのは、つまりインパール作戦での「現地調達」と基本的には同じなのだから先は見えている。
新たな「白骨街道」の誕生だ。
死屍累々である。
まあ、これも日本の「伝統芸」かもしれないから、今のうちに「犠牲者」にはお悔やみをお伝えしよう。

この「お零れ頂戴新政権」に期待するものは何か?
もう日本に未来がなくなったからこそ自民党が潰れたのであって、これからは日本の後始末のために政治が存在しなければならない。
にも拘らず、出来もしない「美辞麗句」を並べるのは大概にしたほうがよろしい。

これからの日本政治行政に必要なのはなにか?
そう、終戦直後の「第二復員省」みたいな機関だ。
高齢者を素早く処分し、自殺志願者をスムーズに自殺させ、大量の死体処理のための火葬場、墓所を如何に確保するか。
これが「新政権」が最初に取り組まなければ成らない命題である。
少子高齢化がここまで進んでは、もはやこの国に未来はない。
他国に迷惑かけずにこの国を終焉させる。
それ以外に何が出来ようか?
役に立たない日本男子は速やかに自決、自殺を促し、婦女子は中国辺りに妾として輸出提供する。
そして高齢者は速やかに処分する。
高速道路を「無料排気ガス自殺センター」として開放し、八つ場ダムあたりを巨大な死体処理場とすれば1000万人ぐらいは埋められよう。
「国家戦略局」はこれを基本方針として実践するのが最も現実的な政策なのだ。

最近よく、高齢者が登山で遭難するが、あれは遭難ではなく「死ぬ場所」に自ずと赴いた「自殺」であることは周知の通り。
有権者の大半は、その高齢者。
高齢者が自民党に変わる政党を選んだのも「自分たちの死ぬ場所」をちゃんと提供してもらうがために一票を投じたのだ。
だから、その期待に応えなければ何の政権か?
その真の意思表示を勘違いしては困るのだ。
元「万年野党」や元「与党」からのはみ出し者にポジティブな政策など誰が期待しよう。
勘違いしてはならない。
「終わりの始まり」のために彼らが選ばれたのだ。
おっぱいを揉まれた役で映画に出演したり風俗ライターの経歴がある女性も当選したというが、別にそんなことは大したことではない。
どうせこの国は中国、ロシアに切り売りされ、婦女子はその国の男たちに売られるのだから寧ろ相応の経歴と言うものだろう。
率先して見本を見せてもらいたいものである。

世襲総理大臣よ。これから来る受難の時代に「美辞麗句」を並べるな。
新政権の仕事はこの国の「お墓つくり」。

それ以外に何を期待するのだ?



あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/