百里基地取材

旅、訪問記
02 /05 2013
先日、航空自衛隊百里基地に赴く。
2月から始まるコミカライズ連載関連取材のためだ。
編集部の担当の方も同行し、朝10時半頃、上野から常磐線で最寄り駅石岡へ向かう。
百里基地へは航空祭で幾度か通った経験があり、その度「陸の孤島」ゆえの辛酸を舐めさせられてきた。
しかし今回は特にイベントもない平日の訪問。ネックである石岡駅から基地までの渋滞が存在しない。
駅からタクシーで30分。渋滞さえなければあっさりとしたものだ。
ただし運賃は片道6000円近くかかる。自家用車がない者にとっては負担は大きい。
現在は隣接する茨城空港まで東京から高速バスが低運賃で運行されているようだが、百里基地へはさらにタクシーで5キロ走らなければならない。
いずれにせよ「陸の孤島」であることに変わりはないのだ。

さて、個別的な自衛隊施設取材は今回が初めてだった。
常に広報の隊員が付き添い、分刻みでスケジュールが組まれている。基地祭の時のように自由に動き回って写真は撮れない。
まずは現役のF4パイロットや整備士の方との懇談が用意されていて貴重なお話を伺う。
実際「本物」を前にしてしまうと後光というかオーラが感じられて萎縮してしまい、なかなか思うように話せない。
所詮空想に基づく創作と実際の現場は「別物」なのである。
この日は平日の訓練業務でF4、F15、T4が頻繁に離着陸していた。
「軍隊」の日常に接するのは初めてだから、やはり緊張する。
整備員の控え室やパイロットのブリーフィングルームも見学させていただいた。
生の業務を垣間見るのは貴重である。
しかし現場でうろうろ動き回る訳にもいかず、撮影禁止の所もあり、更に広報官の方が常に側に居るので思うように写真を撮ることが難しい。
それでも貴重な「現場の絵」を撮ることが出来たのは収穫であった。
更に管制塔の中も見学させていただく。
此処も普段は立ち入ることが出来ない場所なので興味深かった。
ラストは基地内を車で移動しながら見学。
午後4時頃には取材を終了した。
制約もあって写真撮影は思うように実践出来なかったが、自衛隊実務時の空気を肌で感じる事が出来た。
この場を借りて、取材のお膳立てをしていただいたコミカライズ原作者の佐藤守氏を始め、百里基地広報、お話を伺ったパイロット、整備士の方、同行していただいた担当氏に御礼申し上げる。
帰りもタクシーを利用し、石岡駅へ。
何を勘違いしたか下りに乗ってしまい、羽鳥駅で30分寒空の下で上野行きを待つ。
でも航空祭の尋常ではない「苦行」からすれば忍耐の範疇。
19時近く、やっと上野に着いた。

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/