コミティア99はお疲れ様

同人イベント
02 /06 2012
5日のコミティア99はお疲れ様でした。
スペースまでお越しいただいた方にはこの場を借りて御礼申し上げる。
相変わらず寒く、そのうえ曇っていたので日差しもなく凍えるような気候だったが何とか無事に終了。

ところで会場のビッグサイトでは他にアイドルグループの握手会もあったようだ。
アイドル目当てのファンと同人誌イベント参加者は似て非なるもののようで何となく雰囲気で解る。
対象が2次元と3次元では、目つきも変わってくるようだ。
アイドルグループは現実に存在する人間ゆえに何時かはファンを裏切る。
アイドルそのものを己のものにすることは出来ない。
それが出来るのは選ばれしステイタスを持った紳士か、青年実業家か、人気スポーツ選手か、アクターか、ミュージシャンくらいなもの。
握手会に並ぶような「その他大勢」のファンなどアイドルからすれば、ただの「献金者」に過ぎない。
それを自己欺瞞で覆い隠しつつ、アイドルに己の人生を賭けるのがアイドルファン。
現実の人間の中に虚像を見るというのは、どこか一神教偶像崇拝に近い。

一方で、現実に存在しない2次元少女を対象とする同人イベント参加者は嘘を嘘と解って思い入れる。
その分、現実には期待していないから人間も信用しない。
人間ではないものを崇拝するから多神教信仰に近いのだ。
だから「初音ミク」みたいなバーチャルアイドルは神道に通ずるものがあるかもしれぬ。

いずれにせよ、そんなイベントに集まってくる「信者」たちの姿はどことなしか孤独だ。
イベント後、ビッグサイトを後にする青年たちの背中は悲哀で満ちていた。

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/