スポンサーサイト

スポンサー広告
-- /-- --
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「スマートフォン」という名のアヘン

報道
03 /08 2011
エジプトとかリビアで起こっている反政府運動のニュースが盛んに流れている。
その映像なんかを観ると皆若い男性が中心。古今東西、年配者や老人が先頭に立って革命を起したなんて聞いた事がないから当たり前の光景なのだが、その反政府運動の発端はネット等から伝わる情報なんだそうである。
その情報に触発されて民衆が蜂起したとか。
「古い体制を倒す」という錦の旗の下に多くの人々が行動に出ているような印象で報道されているが、本当の所はよく解らない。
これらの国はイスラム教徒が殆どだから「反乱」「革命」で連想出来るのはイスラム原理主義勢力だ。
しかし、これらは今回の「反政府運動」と関係があるようには思えない。
急に降って湧いたような「革命騒ぎ」とイスラム原理主義運動とが無縁ならば、果たして誰が扇動しているのか?「反政府運動」といっても明確な主義主張をもった勢力が存在するわけでもなく、民衆の騒ぎに軍隊が便乗してクーデターを起しているだけのような感じがしなくもない。
蜂起している民衆も本当はよく解らないまま流れに乗っているだけではなかろうか?
ただ、一つ言える事は、彼らを動かしている原動力は欧米企業がばら撒いたスマートフォンのようなネット末端であることは疑いない。
フェイスブック、ツイッターという情報発信網が人々を扇動する。
その末端からは「自由」という芳醇で甘い言葉が溢れ出る。
旧体制を倒せば君たちにも「自由」が手に入ると。
その響きはまるでアヘンのように心地よい。
若者はその美辞麗句に誘われ、街頭に飛び出す。
だが冷静に考えると何だかおかしい。
結局、彼らを「自由」に導いているように見える情報末端は、「旧体制」を影で支えていた欧米の軍産複合体と同じく、欧米の巨大新興情報ネット産業が生み出したテクノロジーに他ならない。
仮に「旧体制」を倒し、「革命」が成功しても彼らを支配するのは結局欧米の巨大ハイテク産業。
どっちみち、彼らは欧米に搾取され続ける運命なのだ。
これは「革命」に偽装した「巨大セールス」に過ぎない。
彼らに欧米製の情報末端で「武装」させ、次々と新たな「武器」を買わせるためのね。
欧米の巨大産業は「旧体制」の「悪代官」に見切りをつけ、民衆との直接商売の販路を確保したいだけなのだ。
BSでやってるABCテレビのコメンテーターがこんなことを言っていた。
「革命後の国の安定のためには解放された民衆の雇用確保を最優先に考えよ。そのために欧米各国はいち早くハイテク企業を進出させ、仕事を与えるのだ」とかね。
結局、「自由」を叫ぶエジプトや、チュニジア、リビアの民衆は欧米ハイテク産業の肥しとして踊らされているだけのように感じてしまう。
実はそこに本当の「自由」なんか待っていないのだ。

因みに日本で同じような「革命」は起きないのか?
心配ご無用。
この国には「革命」を叫ぶような若者層は殆ど居ない。
代わりにネット情報末端をまったく使いこなせない年配者が支配しているから、この「商法」は通用しないのでした。
スマートフォンより「地上波テレビ」デジタル化にご執心なのではどうしようもあるまい。
旧態依然とした情報しか流せない「地上波テレビ」では精々水戸黄門が悪代官をやっつけるところを眺めるくらいだ。
もっとも、お陰様で日本の通信機器会社は欧米の情報末端の波に飲まれることなく尚も「ガラパゴス」化して生き残れる訳で万々歳。
よかったね。

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。