ネットもオナニーも切り替え時が肝心だ

日常
11 /23 2010
年末のコミケット新刊原稿集中のため、極力ネットを控えている。
ネットはあらいる「質量」を有する行いを圧迫する最大の要因であるから、まずそれを排除しないことには何もはじまらない。
自分にとってネットと原稿の両立は難しい。
1日中ツイッターをやりながら仕事や原稿も完璧にこなすなんて「神業」は無理だ。
所詮アナログ人間。ネットを有意義に使いこなすなんて不可能である。
自分の足元を固め、自分の成すべき事は何であるかを顧みた時、ネットは最初に「仕分け」される。
ネットにアクセスしつつ、労働生産性も落さないなんとことは可能なんだろうか?
俄かには信じがたい。
移動中にちょっと携帯から書き込みなんてことなのだろうが、移動含めて「労働」に入るのか?
「労働」の効率を上げるには極力移動の時間を廃し、食事、睡眠に要する手間も廃して効率を上げねばなるまい。
でも、職種によっては移動しないと成り立たない仕事とかもあるし、その移動の間にネットにアクセスしたとしてもそれは「就業時間内」に含まれるからネットも仕事の一部になるのかな?
多分そうなのだろう。
しかし漫画描きみたいに一日中部屋に篭って作業していると「移動」という時間は存在しないから移動時間を利用してネットという理屈は成り立たない。
切り替えが出来ない者は「一日中原稿」か「一日中ネット」かのどちらかに陥る。
手を動かさなければ作品は出来ないから「1日中ネット」だと何一つ生産されない。
切り替えが出来る人は大丈夫なんだろうが、自分には無理。
漫画家でツイッターを頻繁に更新しつつ大量の原稿を仕上げる人はどんな状況で生活しているのだろう?
身体が二つあるのだろうか?
自分は身体がひとつなのでどちらか取捨選択しないとダメだ。両立が出来ない。
一つの事を始めるとそればっかりやってる性故に大変だ。
たとえば、髭や髪や爪なんかも人に会う機会がなければ限界に達するまで放置してまとめて処分する。こまめになんて出来ない。
排尿も1日に一回まとめて出す。いちいちトイレに行くのが面倒。
食事も1日1食が原則。睡眠も1日15時間まとめて寝る。
風呂も外出する機会がなければ26日に1回のペースだったこともあった。
オナニーも39時間ぶっとうしで耽った記録あるぜよ。
空は黄色になり身体はふらふらになった。
とにかく切り替えるのが酷く苦手なのだ。一度始めると止まらない。
だからネットを始めてしまうと1日12時間ぐらいぶっとうしでやってしまう。
ダメ人間だ。
ネットは原則1銭にもならない。1銭にもならないのはオナニーと同じ。
オナニーもネットも工夫すれば利益を出す策もあろう。
美女ならばネットでオナニーを公開して荒稼ぎも可能であろうが、生憎美女ではないし他に有益な技など知らない。
結局己にとってネットは時間浪費のナニモノでもない存在でありつつける。
「偽」の表現活動に惑わされ貴重な人生をすり減らすだけ。
これまで何度も同じ呟きを記してきたのに、事態は悪化するばかり。
ほら、こうしている今も正に限られた人生の貴重な時間をネットに投棄しているんだ。

だからネットを排除するしかない。
排除したら原稿を描く時間が物凄く増えた。
1日12時間ネットしていたと計算すれば、1週間84時間分「原稿」に回せる。
以前は飲まず食わずで1日18時間原稿をし続けても平気だったのに。
まず、自分をなんとかしろ。
自分がリアルな世界でなんとかしなければ己のブログで巷のニュースとかに薀蓄を述べたとて空しいだけだ。
という訳で原稿に戻る。
とりあえず、生きているという報告まで。

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/