「山ガール」から「デモガール」へ

報道
10 /21 2010
先日、テレビで中国の経済急成長の事をやっていて、過剰投資の末、人の住まない巨大ゴーストタウンがあちこちに出来ているとか。
日本のバブル期を二桁ぐらいスケールアップしたような規模での経済拡大。
貧富の差も激しいが、職に就けない大卒者の「捌け口」はちゃんと確保されているから、日本よりも恵まれている。
その「捌け口」とは「反日デモ」であって、「反日」を叫べば、どんな暴虐を働いても当局に捕まる事はない。
ある意味、「貧者の幸せ」である。これも一つの「精神的福祉」だ。
金持ちは、投資に熱を上げ、貧者は「反日」に明け暮れる。中国のエネルギーというものはこの両輪で確保されているのであり、今や誰も止める事は出来ない。

その一方で、この日本は救いがたき衰退と無責任に塗れた中で、どん底に沈まんとしている。
円高で貿易産業は壊滅、企業や投資は海外へ逃げ、経済は下落に下落を重ねる。外交防衛も無為無策の体たらく、政治は噴飯レベルの無能であらいる外圧に腰砕けだ。国民も国民で生活保護者が急増。鬱積する不満を訴えようとデモをしてもメディアは一切伝えない。
これだけ中国から袋叩きにあっているというのに、テレビに映るのはへらへらした知的障害か痴呆と紛う偽政者と既得権者の薄ら笑いだ。
近いうちに、中国は日本を抜いて経済大国に躍り出んとする中、何の危機感も対応策もなく徘徊するだけのこの国に「存在価値」なんてあるのか?
中国の経済バブルがもうすぐ弾けるという者もいるが、仮にそうなったとしても日本のように「失われた20年」になろうはずはない。
中国は核武装国。経済がダメなら軍事力がある。
経済崩壊すれば軍事力を行使して隣国に押し入ればいいだけのこと。
そのよいカモが日本という訳だ。
メディア曰く「中国の反日デモは中国人の中に鬱積する不満のガス抜き。中国当局はその不満が自分たちに向かぬようコントロールしている」などと他国の事はしつこい位に伝えるが、日本の中に「不満」はないというのか?その「不満」が日本の行政当局に向かわないとでも思っているのか?
中国人はその鬱積した不満を反日デモで昇華し、中国政府も「その行動は理解できる」とお墨付けする。
が、日本の場合は同じ鬱積した不満を反中デモで表現しても、マスコミも政府も「なかったこと」として処理する。
いったいどちらが全体主義で、「表現の自由」がある国なのか?
中国の反日デモは当局が誘導している「官製デモ」との噂だが、たとえそうだとしても向こうの中国若人の生き生きした「反日行動」は清清しい。
自分たちの存在をこの世界に証明出来る喜びを分かち合えるのだから。
ところが同じく日本の憂う若人たちの行動はテレビも新聞も政府も「なかったこと」にしてこの憤懣やるかたないエネルギーを冒涜する。
そんなことを重ねていては、やがてマスコミ、政治に対する憎悪が充満し、一気に爆発することも覚悟しておいたほうがよい。
中国ではなく、日本でだ!
よく耳をかっぽじいて聞いておけ!仙谷!
日本の首相よ。一言「反中デモに参加している若人の諸君の気持ちはよく理解できる」位のこと言ってみろ。
このエネルギーを無視し続けていれば、必ずや近い将来、この偽政者とメディアに鉄槌が下る日が来るであろう。

いずれにせよ、自然発生的「反中デモ」は今後どんどん広がりを見せてもらいたいものだ。
どっちにしろ膨張する中国に対して「声」を挙げないままでは「奴隷化」されても文句は言えまい。

そんな「声」を従来の参加者だけではなく、これまで政治に無関心だった者たちにも広げていかねばならない。
その最大のターゲットが日本の若い婦女子層だ。
そのための有効な秘策がある。
題して「デモガール」キャンペーンである。
ファッション雑誌や業界がその総力を挙げて「おしゃれなデモガールファッション」キャンペーンを繰り広げるのだ。
かつて、若い女性が誰も見向きもしなかった山歩き。しかし「山ガールキャンペーン」によって様相は一変。山には大挙して「山ガール」が殺到するようになった。
それと同じく、「デモ」もオシャレにかわいく着飾れば楽しく参加できるよ!と呼びかけるのである。
デモ用ジャケットやスカート、日の丸をあしらったリボンなどでかわいくコーディネート。それをハチ公前の集会で見た渋谷ガールが「かわいい!私も参加するう」となれば、デモの規模は鼠算式に膨らむであろう。
「デモガールキャンペーン」キャッチコピーはこんな感じになる。

『あなたもこれでオシャレな国粋少女。尖閣は日本の固有の領土よ!って叫んだら噂の彼氏からも注目度アップ』
『ココロの中からキレイになる。アイコクシンはハートの基礎化粧品。日の丸振ってココロをキレイに』
『キュートな日の丸リボンに迷彩ジャケット。代々木公園シュプレヒコール。これであなたも一人前な反仙谷系ガール』
『巨大日の丸青空に掲げて2kg減量大作戦。日本も核武装して防衛力スリムアップ!賢いダイエットの名はICBM』
『あの子と差をつける日の丸鉢巻。ぎゅっと結んで尖閣死守よ。モロトフカクテルを第四機動隊に投げつけてヤマト撫子ここにあり!』


キャンペーンのラフスケッチも描いてみた。
デモ少女1010色
このようなキャンペーンを大々的に展開すれば毎週10万人の婦女子が反中デモに集結するだろう。
「かわいい」が世界共通語と成らんとしている今日、この力を今、愛国に使わずしていつ使うのだ(クシャナ調)!
これが賢い愛国戦略である。
いつの時代にも婦女子を扇動出来た者がこの世を制すのだ。
さすれば、政治もマスコミもこのエネルギッシュな「魂の叫び」を無視することは出来なくなる。何十万もの婦女子が渋谷や霞ヶ関を囲めば、国は動かざるを得ない。
これが日本を救う第一歩となろう。

中国は妥協しない。
必ずや近い将来、日本の奴隷化を画策するであろう。
その時、日本の婦女子は中国の若い餓えた男達の慰みモノとして、毎日ワンワンスタイルで「ご奉仕」させられるのだ。
最大の被害者は婦女子自身であることをしかと心得るべき。
ならば今からその難局に備え、祖国を守るキャンペーンに参加すべきなのだ。
無粋な「反中デモ」から「かわいいオシャレ」な「反中デモ」へ。
中国の「反日デモ」も一種のオシャレ流行みたいのもの。ならば日本の「反中デモ」も「かわいい」ファッションで対抗してやればいいのだ。
ナチスの制服だってオシャレだったからこそ国民が扇動出来た。
野暮ったい格好では誰もついては来ない。
政治家も国民も「新しい時代」がやってきたことを自覚させるべく、日本婦女子を覚醒させるのだ。
少しは頭を使うべし。
「デモガール」万歳!

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/