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9月中旬の妄言

映像鑑賞
09 /16 2019
数々のイベント満載の8月をなんとかこなして、気がつけばもう9月中旬。
16日は「敬老の日」。
高齢者の概念が実質的にどこからなのかは知らない。
だがニュースなどによると、未だ65歳からのように報道されている。
とすれば、己もあと5年程度で高齢者の仲間入りとなる。
中身が未だ12歳程度の精神年齢で高齢者のカテゴリーに入れられるとは何かの冗談のようで香ばしい。
だが、心身共に「老化」は確実に進行している。
出来て当たり前の事が次第に困難度を増してくる、時間の概念がおかしくなる等の状況が迫る。
精神年齢が中学生並で身体心身能力が還暦並みという不均衡さでいよいよ60代に突入だ。

先週末、東京湾を北上突入した台風15号はスピード、コース共に房総半島をストレートに危険半円に捲き込んだ。
台風が円形を保って関東に上陸するなど、めったにあることではない。
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台風15号190909
予報ではもう少し西を進んで首都圏が危険半円に入り、都区内に甚大なる被害を齎したかもしれなかった。
それが免れたのは「天気の子」で描かれたような人柱が生贄として奉げられたのかもしれぬ。
それにしても子供の頃、夜中に通過する台風は怖かった。昭和40年代は凄まじい風の台風が多かった記憶が残る。
しばらくそのような台風が関東地方を襲うことはなかったから、停電復旧のノウハウが失われ、それが遅延の原因なのかもしれぬ。
あるいは基本的なマンパワーの喪失で、大規模災害に対する復元力喪失の予兆なのか。
次に首都圏に恐るべきカタストロフが襲ってきたら、永遠に復興はなされないまま、国が滅んでいくかもしれない。


『晴れた日に絶望が見える』PVで監修して戴いた大崎章監督最新作『無限ファンデーション』を観る。
この作品のアイデンティティーたる西山小雨が廃屋の中で歌うシチュエーションは『太陽の王子ホルスの大冒険』のヒルダを連想させて己の琴線に触れる。全編即興劇で構成された異色作。
無限ファンデーション1909色仕上げaa

北関東の長閑な高校演劇を舞台にした物語。ハイティーン少女の青臭くて露骨な感情が吐露されて痛々しい。
即興劇だから役者そのものの資質が問われる、アクターにとっては酷な演出だ。
鑑賞者は、その役者のプライベートを覗き込んでいるような気分に。
恐らく台本もなく、その時々の流れで撮っているからドラマというよりドキュメンタリーに近い。
それを前提として鑑賞しないと、この作品を咀嚼するのは難しい。
いずれにせよ、西山小雨の世界観を嗜むだけでも価値がある作品。

先日、SNSで流れてきた山岳遭難の話。
19歳の少女が北アルプス剣岳単独登山で命を落としたと。
山の遭難といえば、高齢者が定番なのに、この稀有な事例が妙にひっかかった。
ネットからのわずかな情報だけでは、この遭難の真相を探ることは難しい。
しかし、残された本人のSNSからはその単独登山行の動機の痕跡が伺える。
この少女は登山が趣味という訳でもなく、いわいる山ガールでもなさそう。
友人や親族と登山を共にするとかそういった環境も窺えない。
だから登山に関しては極初心者で趣味の範疇にすら入っていそうにもない。
SNSに残されている登山記録は乗鞍岳だけ。それも途中までバスなので登山というよりハイキングだ。
そんな経験しかない者が、なぜ上級登山者でも危険とされる剣岳なんて登ったのか?
それも一人で。
彼女のSNSには美術関係のリツイートが目立つ。
どちらかというと、インドア系だ。友人関係も希薄な感じ。
一人でボリビア旅行したりと、なんとなくスピリチュアルな気配が強く漂ってくる。
だから、この登山の動機も、山ガール的なものではなく、心霊的、超自然的、精霊、魂の呼び声に導かれたのではないかと。
あるいは、何かアニメ作品の「聖地巡礼」が目的だったという可能性も捨て切れない。
それが第一義なので、登山技術とかそういったものは、彼女にとってどうでもよかったのである。
山頂に17時頃到着なんて常識では考えられぬ。その上、絶壁のような常闇の登山道を単独でヘッドランプなしに下るなど、自殺行為に等しい。
本人は死ぬつもりなどなかったのだろうが、スピリチュアルの誘惑がすべてを優先したのか?
彼女にとってはこの時間帯に山頂に立つ、何らかの理由があったのかもしれない。
時折、各界の著名人が若い頃無茶をしてよく生きて帰れたみたいな武勇伝を聞く事があるが、この少女もそんな破天荒な気質の持ち主だったのかも。
生きて生還すれば、何らかの心霊体験に基づいた著書を発表し、革新的宗教指導者に成れたのかもしれぬ。
いずれにしろ、何かに憑依されなければこんな危険な行動をする理由がみつからない。
あるいは、彼女が「天気の子」に出てきた生贄の子で、彼女の死と引き換えに首都圏が台風15号の直撃を免れたのかも。
この遭難も、台風が上陸する直前の出来事だったし。

これらは、すべて妄想の範疇。
本当の理由は、本人だけが知っている。
そしてこの少女が鬼籍に入ってしまった今、それが何であったかは永遠に解されることはない。

合掌。



横田基地友好祭2019

旅、訪問記
09 /16 2019
14日、今年も恒例、福生市の横田基地で開催されている「友好祭」に赴く。
作画資料撮影と同時に生きている証のルーティンの一部。
入場には身分証明とかも必要で何とも息苦しい世の中。
目新しい地上展示機はなかったが、A-10、F-16、オスプレイ、無人偵察機グローバルホークなどの飛行展示が催された。
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以前は飛行展示など殆どなかったが、妙にサービスがよい。
これは「横田空域」を渡さないぞという示威パフォーマンスなのかもしれない。
結局A-10飛行展示は間に合わず、無人偵察機は滑走路をランディングしたものの、トラブルでもあったのか結局離陸せず。
飛行展示で撮れたのはオスプレイとF-16.
考えてみると空自はF-16を採用していないし、首都圏基地で飛行するところを見るというのは意外に稀。
あと、C-130からの空挺落下は今年は陸自が担当したとか。
日米連携が露骨過ぎて大丈夫なのだろうか?
そのうち自衛隊が在日米軍に合併吸収される日も遠くない。
いずれにしろ「横田友好祭」もメジャーになって従来の来場者である航空ファンや地元民以外にも知られるようになった。
SNSのトレンドにも上がるようになったので新参者も多そう。
昨年に続いてエネジードリンク目当ての来場者も目立つ。
同時におかしな輩も紛れ込むようになったのか、頭がイカレタ男が暴れて基地の憲兵に拘束される事案も。
ここは「米国内」と同じなのだから、馬鹿なことをするとアサルトライフルで蜂の巣にされても文句は言えない。
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天気予報では曇りだったが、時折日差しも覗く秋の空。
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九月半ばを過ぎれば一気にハロウィンの空気に。

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/