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国民皆貧乏農奴の未来

報道
06 /20 2019
タカラの『人生ゲーム』というのがある。
メジャーなゲームなので説明するまでもないが、双六みたいなもので最後は「大富豪」か「貧乏農場」行きで上がる。
プレイヤーは有り金がわずかになると最後は一か八かで全財産をルーレットに乗せて、己の人生を運に委ねる。
そしてほぼ9割9分、身包み剥がされて「貧乏農場」行きとなる。

最近、財務大臣が「2000万円貯蓄がないと老後が立ち行かなくなる」とか発言して、民は右往左往。
公的年金だけでは暮らしてゆけぬと。

己が子供の頃は貯金すると利子が付くのが当たり前だった。
放って置いてもお金が増えていく時代だった。
だが、そんな高度成長期は終わり、バブル崩壊によって日本は経済大国から転げ落ち、超少子高齢化によって更なる衰退を加速させた。
この期に及んでは、もう公的年金で国民の老後を安定的に維持することは不可能になりつつある。
一方、貧富の差は開いて、富める者は平民からますます搾取するようになった。
この2000万円云々もその類だ。
すなわち、中間層が唯一の「命綱」として溜め込んでいる貯蓄を「投資」の名の元に吐き出させ、搾取する巧妙な罠という事。
公的年金では足りないから、お前の持っている貯金で金融商品を買えと。
「ニーサ」とかお洒落な名前が付いてはいるが、所詮はルーレットと同じ賭博だ。
慣れない者がそんな賭博に手を出したら、あっという間に元本割れして破産一直線がオチ。
儲かるのは胴元だけといつの時代も相場は決まっているのだ。
この2000万円騒動でパニックになった愚民は、まんまとこの罠に嵌って身包み剥がされるのである。
タカラの「人生ゲーム」と同じである。
もはや日本国民の9割方は「貧乏農場」行きだ。
日本はもう此処まで堕ちるに堕ちたのである。
経済大国から貧民大国への転落はあっという間であった。
貯蓄のなくなった「旧中間層」は土地と財産を奪われ、江戸時代の小作人と同じく、富裕層や地主の所有物として奴隷のように扱われるのだ。
妾世襲と劣化紅衛兵しか選べない選挙制度の下では、もはや政治に救いはない。
日本は明治維新以前の貧民国となる。
そのうち士農工商も復活するのではないか?
飢餓も頻発して、毎年100万人単位で餓死していく。
「貧乏農場で餓死」
これが近い将来の日本人の平均的な末路であろう。




あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/