オーディション審査初体験
創作活動
先日、電子書籍『晴れた日に絶望が見える』PRのためのプロモーション動画制作に出演してくださる役者さんの第一回オーディションを開催した。

審査は監督を担当される小池匠氏、監修役の大崎章監督、撮影担当の平見優子氏 と共に自分も原作者として参加させて頂く。
審査する側としては初めてなので緊張した。
自主制作企画ながら、予想以上の方に応募を頂いて吃驚。
急遽、オーディションを2日に分けて開催することとなった。
この日は15人の方にお越し頂く。
5分ほどのPVといえど、初の自作品実写化。応募して頂けただけでもありがたいのに一生懸命、漫画の台詞を演じてくださる姿を見て、感激の一言だ。
この日のために『晴れた日に絶望が見える』をDLして頂いた方もいてただただ恐縮の至り。
応募者それぞれの「影男シリーズ」に対する感想も頂き、原作者冥利に尽きる。
応募対象の年齢は10代~20代前半の女の子。
丁度自分の世代で既婚者だとこれ位の娘がいてもおかしくない。
自分は独身なので、同世代既婚者には常に負い目を背負って生きているが、この日は何だか応募者全員が自分の娘のように愛しく感じてしまう。
正直、オーディション応募者全員合格にしてあげたい気分。
だが、映像を撮るのは自分ではなく、監督だ。
小池、大崎両監督は流石にオーディションに慣れているので、面接中、応募者の女の子へ沈着冷静に演技実演の指示を出す。
オーディションを垣間見て興味深かったのは、突出して才能がある人はキャラクターを「演じる」のではなく、自らを拠り代として天からそのキャラクターの魂を降臨させ、憑依させる事が出来るということ。
今回のオーディションでも正に「影男シリーズ」の漫画劇中に実在するかのごとき雰囲気を醸し出せる方が居た。
この能力を有するか否かが表現者として成就できるか否かの差なんだと実感した。
あと、オーディション参加者の中には別分野で大活躍されている方もいて、「こんな凄い人まで来るのか!」と圧倒された。
この日、来ていただいた15人の方だけでも素晴らしいと思ったのに、次回のオーディションでは更にこの倍近くの応募があると聞く。
少し前、伊集院光のラジオでアイドルオーディションの大変さを聴いたが、身をもって知らされる。
奇しくもこのオーディションの前日、逆の立場で某漫画編集部に企画持ち込みをして神経をすり減らしていたので、オーディション応募者の心中も痛いほど解る。
いずれにしろ、自分の作品の実写化に向け、誠心誠意実践していただいている、監督、スタッフ、オーディション参加者を思うとクリエーター冥利に尽きる。
次に繋がるよい作品になるよう一層奮励努力したい。

審査は監督を担当される小池匠氏、監修役の大崎章監督、撮影担当の平見優子氏 と共に自分も原作者として参加させて頂く。
審査する側としては初めてなので緊張した。
自主制作企画ながら、予想以上の方に応募を頂いて吃驚。
急遽、オーディションを2日に分けて開催することとなった。
この日は15人の方にお越し頂く。
5分ほどのPVといえど、初の自作品実写化。応募して頂けただけでもありがたいのに一生懸命、漫画の台詞を演じてくださる姿を見て、感激の一言だ。
この日のために『晴れた日に絶望が見える』をDLして頂いた方もいてただただ恐縮の至り。
応募者それぞれの「影男シリーズ」に対する感想も頂き、原作者冥利に尽きる。
応募対象の年齢は10代~20代前半の女の子。
丁度自分の世代で既婚者だとこれ位の娘がいてもおかしくない。
自分は独身なので、同世代既婚者には常に負い目を背負って生きているが、この日は何だか応募者全員が自分の娘のように愛しく感じてしまう。
正直、オーディション応募者全員合格にしてあげたい気分。
だが、映像を撮るのは自分ではなく、監督だ。
小池、大崎両監督は流石にオーディションに慣れているので、面接中、応募者の女の子へ沈着冷静に演技実演の指示を出す。
オーディションを垣間見て興味深かったのは、突出して才能がある人はキャラクターを「演じる」のではなく、自らを拠り代として天からそのキャラクターの魂を降臨させ、憑依させる事が出来るということ。
今回のオーディションでも正に「影男シリーズ」の漫画劇中に実在するかのごとき雰囲気を醸し出せる方が居た。
この能力を有するか否かが表現者として成就できるか否かの差なんだと実感した。
あと、オーディション参加者の中には別分野で大活躍されている方もいて、「こんな凄い人まで来るのか!」と圧倒された。
この日、来ていただいた15人の方だけでも素晴らしいと思ったのに、次回のオーディションでは更にこの倍近くの応募があると聞く。
少し前、伊集院光のラジオでアイドルオーディションの大変さを聴いたが、身をもって知らされる。
奇しくもこのオーディションの前日、逆の立場で某漫画編集部に企画持ち込みをして神経をすり減らしていたので、オーディション応募者の心中も痛いほど解る。
いずれにしろ、自分の作品の実写化に向け、誠心誠意実践していただいている、監督、スタッフ、オーディション参加者を思うとクリエーター冥利に尽きる。
次に繋がるよい作品になるよう一層奮励努力したい。