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総合火力演習見学

祭り
08 /26 2014
先日、23日土曜、御殿場市の東富士演習場で行われた「総合火力演習」予行に赴いた。
知り合いからのご好意でチケットをお譲り頂いた。戦車の作画資料を撮影する貴重な機会なのでありがたい。
「総合火力演習」見学は今回で3回目になるか。毎回、人が増えている。
今回も小田急線新松田駅から御殿場線への乗り換えで行列が出来る。10年近く前、初めて行った時は人影も疎らだったのに。
御殿場駅から富士急の臨時バスが出ている。手際のよいピストン輸送なので快適だ。百里基地とは雲泥の差。
現地に着いたのは午前9時前。もうシート席前方は人で埋まっている。
前回、前々回は同じ時間帯に到着してもなんとか最前列近くに座れたのに。
人気のイベントと化してしまったらしいが、もうオーバースペックに近いのではなかろうか。東京から始発で赴いても快適な見学はもう見込めない。
シート席は前から3列くらいに陣取らないとまともな写真は撮れない。ファインダーを覘いても下半分が人の頭。
傾斜が緩いので後の席では完全に眺望が利かない。航空祭と違って地面での演習なので地上が見渡せなければ意味がない。かといって立ち上がれば忽ち後方客の視界妨げとなって身動きすら取れない。
撮影が主目的だったのでシート席後方では見学する意味がなくなった。しかし立ち見のスペースもないので半分諦め気分。早々に引き上げることも考えた。
演習開始の10時頃から雲行きが怪しくなって雨が降り出す。更に濃い霧で見通しも利かない。そのうち何も見えないコンディションになって演習も中断気味。
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観客も諦めて続々と帰り始めた。
そんな悪条件だが、これも試練だと粘ってみる。人も減ったので多少視界が開けた。行き来する客を避けつつ、シャッターを切る。
激しい雨に身体もカメラもびしょ濡れだ。ただそれが妙に「戦場」の過酷さを演出して気合が入る。
タイミングよく発砲の瞬間も捉えた。
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演習自体はこれまでと殆ど同じ流れで新鮮味はなかったが雨天というコンディションは興味深い経験。
12時演習終了と共に天候も晴れ上がる。なんともタイミングが悪い。
強烈な陽射しが戻ってびしょ濡れの服も急激に乾いていく。
少し並んだが14時前には御殿場駅に戻れた。

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/