9月の戯言

報道
09 /02 2013
8月も終わり、おまけの日曜日も明けて世間は夏休み終了モード。
庭ではクロアゲハが藪の中を舞っている。
暑さは相変わらずだがもう18時過ぎにはとっぷりと暮れてくるシーズン。

宮崎駿が引退するとかニュースになっているが、「千と千尋」の時も似たようなこと言ってたし、俄かには信じがたい。
これも何かの布石だろうか?
「風立ちぬ」が海外の映画賞に出品されているが「日の丸を背負ったゼロ戦」設計者を描き、画面でも日の丸が各所に描かれている作品が何らかの賞を獲れる見込みがないため、こういったセンセーショナルな発表をして審査員をけん制しているのではなかろうか?
とにかく、団塊世代はしぶといし、生きることに貪欲なので宮崎駿氏が本当に引退する可能性は殆どない。
「やはり私が描かねばいけない事態となった!下の世代には任せられない」とか理由をつけて半年も経たずまた作り始めるだろう。
オリンピックにしろ、映画賞にしろ、何か策を打たねば招致も受賞も儘ならなくなった日本の国力を象徴しているようだ。

9月前半は、この二つの国際的スポーツ、文化イベントの是非如何によって日本が試されるような気がする。
両方とも落選、受賞ならずであれば、もう先が見えている。
日本は団塊の世代が引退した時点でおしまいということかも。

防災の日にNHKが関東大震災を特集していたが、10万人余が亡くなり、首都も灰燼に帰したにも拘わらず、あっさりと復興し、また戦災で焼け野原になっても元の密集都市に戻るまでさほど時間がかからなかった。
つまり明治、大正、昭和の日本は10万単位の犠牲者が出ても回復できるパワーがあった。
しかし、東日本大震災では2年以上経った今も、大津波に曝された都市は更地のまま。
一向に復興される様子はない。人口減少でもう都市回復の見込みはないのだろう。高台移転も机上の空論となったのか?
原発事故も収拾の見込みすら立たず、永遠に負の作業を強いられる状況だ。

国が衰退するということはこういうことなのだろう。
オリンピックも来ず、映画賞受賞もなく、来るのは中国海洋警察巡視船による領海侵犯だけ。

気温はまだ高いが、この国にはもう秋風が吹き始めているらしい。
こうなったら宮崎駿氏には100歳まで頑張ってもらい、「新パンダコパンダ・団塊世代まだまだ現役」でも作っていただきたい。

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あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/

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