「アベノミクス」と「あまちゃん」の行方

日常
06 /17 2013
気が付けばあと数日で夏至だ。散歩しているとクチナシの花の香りが漂う。ほんの少し前まで北風に凍えていたのにエアコンのない2階部屋で上半身裸になっても暑い。

「アベノミクス」も予定調和で元の木阿弥になったようだ。前政権の「事業仕分け」と傾向が似ている。
実態が希薄なのにスローガンだけが先行。メディアが散々持ち上げたものだから引っ込みもつかない。
挙句、案の定急降下で霧散状態。
金融緩和とやらで膨大に市場にばら撒かれた円は結局、何処へ消えたのだ?
マネーゲームに長ける相場師の食いものにされただけというのが実態のようだ。
「台湾沖航空戦」の虚構の戦果よりも悲惨。
あの時も帝都では「誤報」に湧き、堤燈行列まで繰り出したものの空母19隻撃沈撃破どころか重巡洋艦2隻大破程度の戦果で終わってしまい、結局虎の子の航空戦力をあらかた喪失しただけの大敗北だった。
「アベノミクス」も似たり寄ったり。
結局この国の「体力」はもう限界に達しているのだろう。何をしようとも手遅れだ。
「成長戦略」の掛け声は鼻息荒くとも、根本が硬直老化しているから新たな勃興産業など生まれるはずもない。

1960年代の高度成長期、街はスモッグで覆われ、「交通戦争」で年2万人もの犠牲者を出し、若者が跋扈しデモや騒乱で明け暮れる一方で大卒後は100%終身雇用が約束された時代。狂乱物価のインフレ下、人も街も前のめりに突っ走っていた。
国が成長するということは、こんな破天荒な情況の下でこそである。今の中国然りだ。
超少子高齢化、人口減下で「成長」など望むべくもない。
年金生活者が増大し続ける社会に「成長」という言葉は空しい。
あるのは衰退のみ。

連続テレビ小説の「あまちゃん」が好評のようだ。
作りが比較的若年層に合わせているみたいなところが理由か?マニア受けするシーンも多々ある。
さて、今後どういう展開になるか予想してみよう。
アイドル目指して上京した主人公と友人。
事務所に行ってみると、そこはタレント養成ではなく、潜水型モビルスーツパイロットスクール。
潜水夫の元彼が2人を指導。来るべき東京湾再開発「バビロン計画」に投入せんと奮闘。
たまたま久慈に帰郷した時に東日本大震災が発生。
主人公とアイドル志望の友達が乗ったズゴックは久慈漁港でATフィールド展開。大津波を跳ね返し、キョンキョン大喜び。
「真っ赤な女の子」を歌っているところに主人公帰還。
母に向かって「じぇじぇ!赤いシャー専用ズゴックはおらが操縦したんだべ」で大団円。

まあこんな感じのストーリーにすればよいのではなかろうか。
ただし、クライマックスシーンはマトモに作ったら巨費が掛かるのですべて鉄拳の紙芝居。
因みに同時間帯、MXTVでは「奥様は魔女」を放映しているのでよい勝負だ。

どうせ虚構ではしゃぐならドラマだけでよい。

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/