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東京スカイツリー展望台入場券抽選に当選

日常
03 /31 2012
30日は東京スカイツリー展望台チケット抽選発表の日。
インターネットと窓口の2段構えで抽選申し込みをしていたが、果たしてその結果は?

窓口のほうは、当選すれば朝10時に電話が来ると伝えられていた。
今、生活パターンが昼夜逆転しているのでその時間帯は就寝中。
16時頃目覚める。
電話の着信履歴を見るが、それらしき着信はない。
窓口のほうは落選したようだ。
残念。
やはり思ったより倍率は高かったのか?

次にインターネット。
パソコンを開けると10時4分にスカイツリーWebチケットから抽選結果のお知らせメールが来ていた。
抽選申し込み履歴から確認せよとあったので、指定のURLにアクセスしてみる。
すると8候補のうち、第5候補で当選していた。
ほう・・。当選してたんだ。
但し当選日は開業翌週の平日。
流石にオープンから二日目、三日目と最初の土日はダメであったが、運良く「保険」で指定した平日下位候補が引っかかった。
こういった抽選ものに当たる事は殆どないから、多少吃驚する。
読売新聞の報道によると
「東京スカイツリーを運営する東武タワースカイツリー社は30日午前、開業日の5月22日から31日までの入場を希望していた個人に、抽選結果の通知を開始した。
事前の予約申し込みは13万9831件で、当選(2万2912件)に対する倍率は約6・1倍だった。
ツリー社によると、予約は今月22~28日、専用ウェブサイトと東武トラベルの店頭で行われた。入場希望時刻を30分ごとに区切ったネット予約では、開業時刻の5月22日正午が最も人気が高く、1万5078件の申し込みに対し、当選は45件で、倍率は約335倍。」
だそうである。
全体で6.1倍は注目の割りにはそれ程でもない確率。
更に、申し込みが初日や最初の土日に集中していると予想されるので、実際のところ平日の倍率はそれ程でもなかったのではないか?
とくに開業翌週の28~31日はかなり当選する確率は高かったのかも。
それを考えると、特段運がよかった訳ではなさそうだ。

それはさておき、東京スカイツリー開業に反応しているのは高齢者が大半。
新しい施設が完成し、その一般公開初日に行ってみるとおびただしい高齢者の集団でいっぱいである。
東京スカイツリーもその例から洩れる事はないだろう。
さて、その高齢者にインターネットの予約申し込みは難しい。
だから窓口に行くしかなさそうだが、テレビで見た限り、窓口の行列も大したことはない。
考えてみれば納得だ。
ネットでのチケット購入、窓口予約の行列、徹夜で並んでまで待つのなんて習性は若者の専売特許。
「事前予約」する習慣のない高齢者層には、このような発券方法はあまり受けていないのだ。
結局、報道で騒ぐほど注目度は高くないのではいか。
更に若い人ほど関心は薄いように感じる。
だからネット予約の倍率も驚くほどの数字ではなかったのかも。
4月1日から次の抽選受付が始まるが、この状況だと土日を選択しない限り、比較的容易にチケットが取れそう。
へたをすると定員割れの日も出てきそうだ。

東京スカイツリーオープン当初は奇妙な光景がタワー周辺で見られるかもしれない。
意外にも予約入場期間中、展望台は閑古鳥が鳴く(5月22日から7月10までは完全予約制)。
事前抽選で入場資格を得た若年層が必ずしも現場にやってくるとは限らないからだ。転売も譲渡も難しいからチケットは発券されずに無効となる。
一方で当日チケット販売がないことを知らない多数の高齢者が、ツリー周辺で溢れてしまう状況が発生する。
ツリーに登れない高齢者の群れがメッカの巡礼の如く、タワーの周りを取り巻くのだ。
展望台は疎らな若者で閑散。
対照的にタワーの下は徘徊する高齢者のおびただしい姿で埋め尽くされる。
まさに少子高齢化日本を象徴する状況が醸し出されそう。

開業まであと2ヶ月弱。
果たしてどうなるか・・。

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/