111歳の即身仏と貯蓄税

報道
07 /31 2010
足立区のほうで111歳の「即身仏」に年金が支払われていたとか。
死んだのは30年以上前のことらしく、でも上手い事隠し続けられたので遺族はずっと年金を貰えていたらしい。たぶん、よく調べればこんな事例は他にたくさんあるのかもしれない。

今や高齢者こそ日本で最も優雅な暮らしが出来て資産もある世代である。
身内や家族に健康な高齢者がいればその年金を頼りに生きながらえよう。
特にニート、ヒキコモリにとっては唯一の「生命線」。
寄生してる高齢者の年金が途絶えたら、ニート、ヒキコモリはTHE ENDである。
だからなんとしても「生きていること」にしなければいけない。
彼らにとって元気な高齢者イコール「ATM」である。
望むと望まざるに拘わらず、こんな社会になってしまった以上、生き残る術を考えれば寄生出来る高齢者には死んでもらっては困るのだ。
これからは即身仏にも年金が支払われる時代が来る。
高齢者を即身仏にして永遠に「生きてもらう」術を獲得した者がニートヒキコモリ界の勝者だ。
高齢者は「金庫」のようなもの。
これほど「オレ俺詐欺」が蔓延するのもそこに「資産」があるからに他ならない。

高齢者は貯蓄率も高い。
それを見越して、なにやら「貯蓄税」なるものを設定し、高齢者の貯金を掠め取ろうと画策する輩も出てきた。
その「窃盗団」曰く、日本には「死んだ貯金」があって、これを動かす必要があると説く。
貯金に税を掛ければ、株や不動産にお金が回って経済が活性化し、資金が外国に流れ円安になって輸出産業が復活し、日本の財政も好転するとか。消費税アップも必要なしだと。
一見もっともらしい事を言っている様だが、「おれおれ詐欺」とどう違うのだ?
老人を騙くらかして資産を掠め取ろうという点では同じようなもの。
それをテレビで喋っていたのは、どこかの外資系証券マン。
胡散臭さ満点だ。
ついこの前「リーマンショック」やらで世界的な恐慌を引き起こし、どれだけの破産者を出したか忘れたのか?
その張本人が「貯蓄税」の効用を説いても説得力ゼロ。
これも組織的な詐欺と変わらないな。
そもそも外資の証券マンに人様の貯金を「それは死んだ貯金だから手放せ」なんて言われる筋などあるか。
不動産や株に信頼がもてないから貯金というカタチで資産を管理しているんじゃないのか?
なのに、わざわざリスクの伴う資産運用に手を出す馬鹿はいない。
1億円の貯金だろうが1円の貯金だろうがみんな「生きた金」だ。1銭たりともお前ら「ハイエナ」の口車に乗せられるかと。
「貯蓄税」なんか始めたら全額引き出されて「箪笥預金」になるだけだ。
喜ぶのは窃盗団くらいなもの。
あれだ。サマータイム制度と同じ。
サマータイムを実施すれば経済効果何兆円とか喚いていたがそんなものは「机上の空論」。
組織的かつ世界的に貯蓄の多い高齢者から資産を「騙し取る」手段に過ぎない。
不動産も株も結局「胴元」が儲かる仕組みになっているのだ。
手を出したら身包み剥がされるのがオチだろう。
結局、外資にすべて奪われ、人生破綻だ。

いずれにせよ、資産を持っている高齢者はありとあらゆる「ハイエナ」から狙われていることだけは事実だろう。
今や健康な高齢者は「宝の山」。
その資産を何とか剥ぎ取ろうと有象無象が蠢く。
国を挙げて「貯蓄税」を推進する連中から比べたら足立の「即身仏」など可愛いものである。
高齢者が溜め込んだ貯金をどうするかなど本人の勝手であろう。
現状をみたら、貯蓄がベターなんだから溜めているだけなんだ。
国とか外資系企業に資産運用を任したらどうなるか。数年前の新聞を見れば誰の目にも明らか。
彼らは正真正銘の「詐欺集団」。
信用に値せずだ。
だから日本の高齢者は悟った。
「詐欺集団」に貯金をくれてやる位なら死後「即身仏」化して子や孫に「肥し」として存在し続けたほうが成仏出来るとね。

この国にはもう他に若い世代が生きていく糧はない。
即身仏の脛をかじって生きることしか残されていない。
足立の事件は、これからの若者に生き残る術を教えてくれた。
111歳の即身仏は日本のニートヒキコモリに救世主の在り処を知らしめた。

彼は死して我らに「未来」を説いたのだ。
「貯蓄税」は日本の未来を奪おうとしている。
警戒せよ・・と。

即身仏から学ぶべきところは多い。

スポンサーサイト

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。