死んだ後にも恥を晒される絶望独身男性

報道
10 /29 2009
「不潔、貧乏、バカ」
これは渦中の結婚詐欺女が出身高校の卒業文集に記した「嫌いなタイプ」の人間だそうだ。
例によってマスコミが流布している容疑者の人物像なのであるが、印象報道によって恰も被害者男性がこの「不潔、貧乏、バカ」のごときイメージを視聴者に植え付けている。
「不潔、貧乏、バカ」だから、この狡猾な女に引っかかったんだろうとね。
今や絶望独身男性は、加害者だろうが被害者だろうが、マスコミに愚弄され「人間のクズ」として死人に鞭打つかの如く、死後も屈辱と嘲笑に晒される時代。
まったく持って救いの欠片もない。
何の落ち度もない「プラモデラー」40代独身男性氏は、被害者にも拘らず、公共の電波やネットにプライバシーや顔写真を晒され、散々弄ばれ続ける。
もし生きていれば屈辱に耐えかねて本当に自殺しかねないだろう。
つまり、メディアは彼を「2度」殺していることになる。
かつて北海道大雪山で遭難し、組み木で「SOS」をつくって救助を求めた「ヲタク」男性もまた、遭難死したにも拘わらず、週刊誌に「哀れな根暗人生」と侮蔑された例を思い出す。
あの頃から秋葉系絶望独身男性の「犬死」扱いは変わっていない。

その一方で、この結婚詐欺女は疑惑が濃厚になった今なお、本名も顔写真も伏せられ続け、メディアから「手厚い保護」を受け続けている。
現状は「状況証拠」のみ。被害者もすでに「自殺」と判断されて荼毘に処されており、証拠品となるはずの物品すらもはや残っては居まい。
となると、立証も困難になるから、いずれの疑惑も不起訴のままで終わる可能性も大きい。
この女からすれば、まさに「殺し得」である。
警察もこの女にかかわった男性が次々「不審な死」を遂げているのに、ここに来てまで何ら対処してこなかった怠慢は如何なることか?
無垢な秋葉系青年を散々職務質問する「楽な点数稼ぎ」には執心する一方で、肝心な人殺し捜査には手を抜くか。
結構な御身分である。
マスコミも例の如く「状況証拠だけでこの女を裁くのはいかがなものか?」などと「女性擁護」の姿勢を堅持する始末。
まさに、女にとって「殺し得」。被害者男性にとって「死に損」の構図が鮮明になってきた。

こんな世の中に生きる絶望独身男性は正に受難。
「ゴキブリ以下」の「虫けら」同様、スリッパの底で叩き潰される程度の存在なのだろう。
ここまでされて、平然と生き続けられる精神には脱帽と言うか、人間としての最低限の尊厳も持てない存在は、この地球上を探しても中々見つかるまい。
まだ、ウーパウーパーのほうがマトモな扱いを受けているのではないか。

もっとも、己がそんな扱いを受けている自覚がないからこそ、とんでもない狡猾女に引っかかるとも言えるのだ。
この女は被害者男性たる「カモ」を「不潔、貧乏、バカ」と見下している。
だからこそ、平気で虫けらのように殺すことが出来た。
たとえ被害者男性が何千万貢いだとしても、この女からすればそんな存在は「不潔、貧乏、バカ」なのである。
有り金吐き出させて、残金ゼロになれば、「不潔、貧乏、バカ」だ。
何の価値もない滓。
そんなものは、この女からして廃棄処分すべき「生ごみ」であって、薬殺される廃棄ペットの価値すらない。
この女にとってはそんな「用済み男」より「お菓子の空き容器」のほうがまだ価値があろう。
少なくとも空き箱はよい香りがするからね。
加齢臭のする無一文で不細工で女にモテない「不潔、貧乏、バカ」男は臭いだけの粗大ごみ。
さっさと処分すべきもの。
視界から消えてなくなるべきもの。
すなわち「いらない存在」だ。

そしてその見下す意識は、マスコミもまた同じであって、だからこそ被害者男性を「不潔、貧乏、バカ」とオーバーラップさせて報道するのである。
つまり、マスコミとこの女は「同じ価値観」を持っている。
絶望独身男性は「不潔、貧乏、バカ」であって、生きたまま一酸化炭素が満ちている「ガス室」に放り込んでも構わぬ存在であるとね。
この哀れな被害者である「プラモデラー」独身男性氏は、ナチスドイツ政権下、家畜の如く処分されたユダヤ人よりももっと酷い扱いを受けて死んでいった。
もっともユダヤ人は戦後、諸々の手段で救済されていったが、彼に象徴されるような日本の絶望独身男性は未来永劫救済されることなんかなく、ただ「いらない人間」として「ごみのように処分されました」という事実だけが残るだけ。
それはまさに屠殺される家畜以下。誰の記憶にすら残らない「犬死」。
ここまで酷い死に方は歴史にも例を見ない。
これすべて、現代の日本を支配するフェミファシズムのなせる業といえようか。

人類史上稀な惨めな扱いを受ける日本絶望独身男性。
それと比べると、アフガニスタンやイラクで特攻自爆攻撃を果敢に遂げているタリバン等のイスラム戦士独身男性のほうが余程充実した人生観を成就出来るんじゃないのか。
結婚詐欺で有り金貢がされた挙句、睡眠薬を飲まされて練炭が不完全燃焼する密室に放り込まれ、薄れ行く意識の中、走馬灯のように己の浮かばれない人生を振り返り女々しい涙を流す。
そして死んだ後もなお「不潔、貧乏、バカ」というレッテルを貼られ1億人の愚民から嘲笑を浴び続ける日本絶望独身男性。
一方で、己の信念に基づき、自らに爆弾を巻いて己を脅かす敵の真っ只中に飛び込み自爆、見事敵の拠点を爆砕し、民族の英雄として歴史に名を刻むイスラム戦士独身男性。
このどちらが幸せか?
このどちらが男として成就できたか?
どちらがマトモな人間だ?
どちらが価値ある人間だ?
考えよ!
論ずるまでもなかろう。
幸せなのはアフガニスタンの男たちのほうだ。

最貧国として評されるアフガニスタンに生きる独身男子の死は「崇高、壮絶、勇敢」と賛美の言葉で称えられ、その一方で「先進国」であるはずの日本に生きる独身男子の死は「不潔、貧乏、ばか」と蔑視の言葉を浴びせかけられる。

いつから日本男子はこんな屈辱まみれの死を強要されねばならなくなったのだ?

この結婚詐欺女は皮肉にも日本絶望独身男性の異常なる地位の低さを浮き彫りにした。
ある意味、感謝すべき存在かもしれないな。

家畜以下の扱いを受けても平然と生きる日本絶望独身男性。
そろそろ、目を覚ます時ではなかろうか。
この機に及んでもなお、自ら覚醒に及ばぬのであれば、それは結局自ら「虫けら以下」と認めたと同じだ。
これからも「不潔、貧乏、ばか」塗れで惨めに生き恥を晒し、狡猾な女共に利用され続ければよろしい。
「不潔、貧乏、ばか」は死んでも直らない。
同じ「不潔、貧乏、ばか」ならば、己を貶めた己の敵と差し違え、「崇高、壮絶、勇敢」を勝ち取るのが日本男子の伝統ではなかったか?

だが、もはや絶望独身男性にその気概を求めるのは無理なのかもしれぬ。
所詮「いらない人間」だものね。
嗚呼、辛い。

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/