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西日本水害に想う

報道
07 /13 2018
7月も気が付けば中旬。否応なしに時間は過ぎていく。
西日本方面で未曾有の豪雨被害が発生したという。
典型的な梅雨末期の集中豪雨であったが、そのスケールが非常に大きかったと報道されている。
桁違いの水蒸気量が事前に観測されていて、気象庁もかなり前から警告を出していたようだ。
このような事象は、恐らく数十年に1回位の頻度で繰り返されていたのだろう。
山沿いの宅地や河川沿いの低地が広範囲に被害を受けた報道がされている。
これらの場所は過去にも同様な浸水や土石流があったようで、その証に過去の水害の記録を刻んだ石碑が見つかったりするそうだ。
だが、やがて水害の記憶も人々から忘れ去られる。
そんな浸水、土石流の危険性がある場所に、野放図な宅地化が進められた結果が、この大水害である。
元々は人が住むには適さない水田や谷間に分譲するという行為がなぜ許されてきたのだろうか?

こういう災害が起こる度に危惧するのが、首都東京における同様の大災害だ。
過去、東京は江戸の頃より、大火が頻繁に繰り返された。
近世においては関東大震災、東京大空襲が記憶に新しい。
そのたびに何十万人もの犠牲者を出している。
直近の東京大空襲から70年余年。
人口密度、家屋の密集度、危険物の集積率はもはや過去の比ではない。
いったん大火になれば如何なる地獄絵図が展開されるかは想像に難くない。
以前、ツイッターにも呟いたが、再録しておこう。

『7年前の三陸大津波が「想定外な規模」ならば、次の東京大炎上も「想定外な規模」で来襲しないとは言い切れぬ。
起因が戦災、天災に拘わらず今の東京に如何なる規模の可燃物質が蓄積されているかを考えれば関東大震災や東京大空襲の比ではない。
大規模な火災旋風が発生すればそれら全てが燃焼し始める。
この東京に逃げ場は無い。緩衝地も全て宅地マンション化され、焚き木と着火剤の上に寝泊りしているようなもの。
木造はおろか耐火建築すらその高熱で中身から出火するだろう。
膨大な車両1台1台がナパームジェリーとなって、23区内は火炎の坩堝と化し高層建築すら中身が炭焼き小屋のごとく炭化する。
恐らく人類史上見たこともないような半径30Km、高さ3000m位の火炎台風が23区中心にコリオリの力を受けて反時計回りに渦巻き、ISSからは巨大な人魂のように映るだろう。
そして首都圏をドーナツ状に取り囲む市街も猛烈な酸素消耗によって酸欠状態となり、住民は皆窒息する。
23区内の住民は逃げる間もなく生きたまま炭化。
酸欠地域は北は上尾、東は東金、西は大月、南は小田原に及び、その住民もすべて窒息死する。
三日三晩荒れ狂い可燃物質をすべて食らった火炎台風が去った後には真っ黒な炭化地帯が延々と広かるだけ。
フェライトのように黒々とそそり立つスカイツリー。
直接犠牲者数は軽く2千万人を超す。
首都圏以外の日本人が自国の中枢が消えてなくなっていることに気が付いたころはすべてのインフラ、情報が停止。
飢餓状態が発生し、更なるカタストロフが広がる。遅かれ早かれ中国やロシア、アメリカが日本の自治に介入して、日本は主権国家としての地位を失う。
最終的な犠牲者は4千万人位。この少子高齢化ではもはや復興はなく、日本列島は朽ちていくだけの辺境と化す。
首都圏はいつまでも真っ黒な炭化平原として世界の歴史に名を留める。
「想定外」とはこれ位のシミュレーションをして備えなければならない。』


この予想状況はけっして「絵空事」ではない。
膨大な可燃物質がこれだけ積み上げられた東京は広大な「超火葬場」なのだ。
にも拘らず、人口はこの東京だけに集中し、不動産屋は更にこの危険地帯に宅地化を煽っている。
逃げ場となる緩衝地すら売りさばいている。
今日もポストに「土地買います」のチラシが放り込まれていた。
もはや狂気の沙汰だ。
そして誰もこの「狂気」を止めようとはしない。
過去の教訓を忘れ、禁断の土地を換金し続ければ、必ず天からの神罰を受ける。
西日本大水害はその序章に過ぎない。

「7人の殉教者」が意味するもの

報道
07 /06 2018
東京は7月に入る前に「梅雨明け」宣言してしまったが、程なく梅雨前線がかかって梅雨空に逆戻り。
そんな天候の下、前世紀末を騒然とさせた宗教団体の教祖と弟子7人が処刑されたという。

平成に入る少し前のバブル期。
土地の価格は天文学的に釣りあがり、地上げによって都内は荒廃し、浪費の乱痴気騒ぎは日本人の精神を堕落させ、心身を蝕み、日本の国力を貶めた。
そんな愚かな世情をよしとしない優秀な若者がオカルティックなカルト教団に集ったとて不思議ではあるまい。
そのこと自体に罪はない。
あの時、日本は彼らによって生まれ変わるべきだったのだ。
それが為されなかったが故に、その後の日本は惨めな凋落に陥ったのだ。
バブル崩壊、阪神大震災、失われた20年、超少子高齢化、中国の台頭によるアジア経済大国からの転落、東日本大震災、原発事故・・・。
バブルを引き起こした既得権に縋る守旧世襲勢力がいつまでも権力の座に居座った挙句がこの有様だ。
処刑されるべきはバブル首謀者の方であって彼らではない。
あの時、彼らがなぜ守旧世襲勢力に代り、権力を奪取出来なかったのか。
それは彼らの希望を実践する憑代が怪しげな「カルト」以外に存在し得なかったことが不幸の始まりだった。
この戦後日本には権力の器が守旧世襲と行政能力に欠ける反体制野党メディアを中心とする劣化紅衛兵の2種類しかなかった。
そしてそれは戦後70年経っても延々と続いている。
バブルの終わった1990年代こそ新たな新生勢力が守旧世襲と劣化紅衛兵に代わって日本を取り仕切るべきだったのだ。
しかし、日本にはその希望を育てる苗床がない。
やむを得ず理想に燃えた若人は「カルト」に向かうしかなかったのである。
所詮、「カルト」に国を統治する能力はない。
彼らは追い込まれ、自暴自棄となり、化学兵器を以ってして守旧勢力との「戦争」に挑むこととなる。
これが日本の悲劇だ。
そのカルト教団崩壊後、その悲哀は、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の中で伏水流のごとく深層心理の奥底で脈々と語り継がれていくことになる。

そして23年後、彼らは図らずとも「7人の殉教者」として蘇ってしまった。
さらに残りの死刑囚6人を加えれば13名。
何とも意味深な数ではないか。
13人の使徒!
魂が肉体を離れれば、その教義は「伝説」となる。
彼らは結局、望みを叶えつつある。
守旧勢力は彼らを潰そうとしたはずが、皮肉にも逆に彼らの「願い」を解き放ってしまったのである。
不要な身体を棄て、魂を新たなステージへ。
まさに『新世紀エヴァンゲリオン』で描かれた「人類補完計画」の実践である。
もはや後戻りは出来ない。

平成は「希望」の胎動を潰すことから始まり、それを肉体から解き放つことで終わろうとしている。
退屈で行き詰った敗北感と絶望しかなかった平成はもうたくさんだろう。
新しい元号の下で守旧世襲と劣化紅衛兵からこの日本を奪還しない限り、未来はないのだ。

碇ゲンドウの台詞が蘇る。
「もうすぐだよ。ユイ」

6月前半の妄言

報道
06 /13 2018
梅雨に入っていよいよ今年も半分。折り返し点も近い。
季節の移ろいは加速して、もはや一日が1時間のごとく感じる。
国民栄誉賞を与えられるフィギュアスケート選手の生まれた歳が『エヴァ』放映年。
信じがたい。
平成の年号も間もなく終わってしまう。

何やらテレビで朝鮮半島北の首領と北米大国の統領が歴史的会談をしたとかで一日中、その様子を流していた。
自分の政敵である親族や側近を尽く暗殺、粛清してきた北の首領がシンガポールの夜に浮かれて自撮りしているシーンは香ばしい。
「この世に生まれてくるなら男であれば権力者。女であれば美人」とはよく言ったものだ。
権力者でなかったら今頃、大量殺人犯として裁かれている男が独裁者という地位であるが故にニコニコテレビの前で「歴史の主役」を演じられるのだ。
新幹線で人を襲った男と、この北の首領と如何程の差があるのか?
自分には解らない。
一方、北米大国統領のほうは、歴代統領が「執行猶予」してきた懸案を後先考えず、尽くなりふり構わず実践。
あわよくばノーベル賞でも欲しかったのか、空虚な政治ショーまで演出。
どうとでも取れるような抽象的作文にサインして、さっさと会議場から立ち去った。
とりあえず、自国に核が落ちなければどうでも良かったのだ。
あとは朝鮮半島がどうなろうとも知ったことではない。合同演習も無駄と言う訳だ。金が勿体無いと。
後始末の資金は一切出さない。
「朝鮮半島は野蛮なイエローモンキーアジア人共が自分たちで後始末しろ。」
「北の首領の「介護費用」は南の同胞国と日本が全額負担しろ。」
あとは知らんと。
その日本の宰相は相変わらず、北米大国統領の下男か妾のごとく、すべて言いなり。
北米大国統領がめんどくさそうに嫌々ながら拉致問題を会談の話題にしてやったという社交辞令にも有り難く尾っぽを振る様は、これが独立国のすることかと思うほど、惨めったらしい。
今の日本にもはや外交力は存在しない。
かつては威力を発揮した「ジャパンマネー」も幻と消え、超少子高齢化で人口構成は限りなく「棺桶型」に近づき、経済力は堕ちるに任せ、まともな防衛力もない。
北方領土も竹島も拉致者も戻らず、尖閣諸島の領海は中国に好き放題に蹂躙され風前の灯。
にも拘らず、この忌々しき現実を直視せず、今尚対米追従という「ファンタジー」にしがみついて哀願するしかない日本の世襲偽政者たち。
こんなものは外交ではない。
棄てられた妾の泣き言だ。クビを言い渡された下男が絶望の末に唱える念仏みたいなもの。
朝鮮半島北の首領は今回の政治ショーで「体制の保障」というお墨付きを頂けた訳だから笑いが止まらない。
世襲体制がこれからも続く訳だから、暗殺、粛清もやりたい放題。勿論核兵器を含むBC兵器を破棄する気など更々ない。
いずれ制裁が解除され資金が流入すれば、開発再開だ。
同じ世襲でも強かさが雲泥の差。
これから日本は己を標的にされる北の核兵器資金を自ら提供する役割を担わされる。
自分の墓穴を掘らされる訳だ。
しかし、北米大国の妾、下男以外に生きる選択肢がないから、愚かでばかげていると解っていてもやらざるを得ない。
もはや尊厳の欠片もない零落れ度。
この期に及んでも、この国の行政を仕切るのは対米追従妾世襲偽政者だけ。
残りは60年前から思考停止した憲法9条を毛沢東語録のように振り上げて文化大革命紅衛兵のごとく喚き散らす聖人君子気取りのマスコミ、野党ごろつきがコバンザメのように寄生しているだけ。
国民はこんな「ゴミ屑」に国の将来を任せるしかないのだ。
全部まとめてに奈落の底へ堕ちるしかない。
遅かれ早かれ、この国はおしまいである。
己を滅ぼす北の核兵器資金提供を強要され、その核兵器で滅ぼされる運命しかない日本。
馬鹿がここまで進行すると救いようがない。
まあ、賢明な者はいち早く日本から逃げ出すのがよかろう。
そのうち「どの国でもよかった」と叫びながら、鉈のごとく核ミサイルを撃ち込んでくる輩によって日本は滅ぶ。
まあ、これも自業自得だ。
次の年号が成就しないうちに日本はこの地球から消えてなくなっているだろう。
まさに北米大国統領が呟くがごとく
「日本がどうなろうと知ったことではない」のだ。
生き残る闘争をしない国は滅んで当然。
妾や下男に未来はない。

6月末の妄言

報道
06 /29 2017
気が付くともう6月が終わろうとしている。
近日、頓に精神的、肉体的に代謝が衰えていることを実感する。
以前だったら3日で片付く事が一週間たっても終わらない。やらなければいけないことがどんどん先延ばしになっていく。
なぜなら、やるべきことの前に、片付けなければいけないことが終わらないからだ。
どこに時間が吸い取られていくのだろうか?
以前はこれほど酷くはなかった。
歳を取るということはそういうことなのかもしれぬ。
少し代謝を高めるために役に立つか解らぬが、久しぶりに「パチンコ屋のチラシの裏」に妄言を記す。

どこかの古典舞台役者の元放送女流朗読担当勤務だった妻が病で倒れたことを世界の終りのごとく取り上げていたと思ったら、今度は卓上ゲーム少年の連勝記録に血眼になるマスコミ。
「人の不幸」の次は、卓上ゲーム少年の昼ご飯が「国家の一大事」だそうである。
去勢された宦官みたいな痩せ細男子アナウンサーが、胡散臭さに輪をかける。
両方、関心もないから見ようとも思わないのにも拘わらず、耳に入ってくる。
もっと国民に伝えるべき事柄があるはずなのに、相変わらずだから、ますます、新聞、テレビを観なくなる。
それでもまったく無視出来ぬからいくつか反応してみることにした。

少し前、ニュースで「週休3日制」のことをやっていた。
一週間に3日休むのだという。
一方で、小学校の夏休みを短縮して「10日間」だけにする自治体があるとか。
「休暇」という概念の感覚がよくわからない。
「週休3日」も「夏休み10日」も、誰が渇望していたのか知らない。
少なくともそんな世論が沸騰していたなんてことは聞いたことがない。
ニュースでは週休3日にしないと、若い社員が会社に残らないとか、夏休みを10日にしないと教師が過労で苦しむとか理由を流しているが、俄かには信じがたい。
誰の、何のために、そういう休日の取り方を決めるのが、胡散臭さだけが残る。
いっそ、「月月火水木金金」を標榜するほうが、信用できる。
少なくとも、胡散臭さはない。
自分が子供の頃は、休みは日曜日だけだった。
それでも、過酷だとは感じなかった。
一方、夏休みは40日が当たり前でそれを短縮するなんで狂気だとさえ思う。
夏休みが10日になれば良くも悪くも「夏休みの思い出」というものが、存在しなくなる。
普段の授業時間が短縮されたところで、学校に通うことには変わらない。
机上の空論で、夏休みを子供から奪って、教師に楽させるという発想自体、何か間違っている。
「休み」という概念が狂い始めた。
たとえ、週休7日になったとしても、恐らく意味不明な理由付けで週休10日になるのではないか?
誰も望んではいないのに。
そして「週休10日」になったとて「幸せ」になれる人は現れない。

どこかの国会議員が、秘書に暴言を吐いて、そのパワハラ記事が週刊誌に載ったり、暴言音声がテレビから流れ出ていた。
正直、どうでもよいのだが、しかし、ある意味、国会議員と秘書との関係はあんなものだという話も聞く。
程度の差はあっても、議員なるものは格下の人を人間扱いしない。
そんな人格に問題がある者が、選挙や国会質疑のときだけ「聖人君子」を装う。
何かに似ていると思ったら、高校野球だ。
「さわやか」とか言っておきながら、実態は暴力、いじめ、パワハラ、狂気の巣窟。
「清き一票を」なんて街頭で頭を下げていながら秘書に暴言を吐く候補者と、「さわやか甲子園」に出るために学徒を「野球人形」として泥まみれにさせて制裁を加えている部活指導者と妙にシンクロする。
あのパワハラ議員もいっそ、記者会見でこう言えばよいのだ。
「東大卒以外は人間の屑だ!愚民共、私に投票せよ!逆らうとあの秘書のように酷い目にあわせてやるから覚悟しな!私には議席が必要なんだ!政策なんてどうでもよい!国がどうなろうと知ったことか!お前らが路頭に迷おうと、中国が攻め込んできたとしても知ったことか!国会議員であればアメリカに亡命できる特権があるんだ!生き残りたいんだ!だから私に投票せよ!解ったか愚民!」
今、真っ盛りの都議会選で、もしこんな街宣をしていたら、その人に投票してもよい。
なぜなら少なくとも嘘は言っていない。
やはり「正直者」が議員になるべきである。

テレビを見ていたら「空襲警報もどき」のお知らせが時々流れる。
なんだこれは?
アラードが出たら、地面に伏せろとか、家の中に入れとか?たぶん朝鮮半島北側のミサイル弾着に備えよという趣旨なのだろう。
しかし、己の領空に敵性国の弾頭なり、爆撃機に侵入された時点で、もう戦争には負けている。
かつての大戦中、防空意識云々を叫んでみても、B29に侵入されたら為すすべもなく焼け野原にされたのを忘れたのか?
国家安全保障の立場に鑑みれば、まず目標とされないこと。そして同等以上の報復手段を持つことが必須。
それがない国は独立国とは言えない。
それを他国に依存している時点で終りだ。
だから日本は独立国ではないし、いずれまた「勝てない戦争」に引きずり込まれて、酷い目に合うのだろう。
これも建前と本音を使い分けて、既得権に縋りつく守旧的な偽政者たちの「賜物」。
そしてそれを選んだ国民自身から出た錆だ。
もはや選挙制度自体が硬直して、未だに1950年代の価値観で動いているのは滑稽ですらある。
そして、それを是正しようとする者もいない。
この国も終わりが近い。

少し前だったか、朝日新聞夕刊の「オトナの保健室」というコラムに、個々の男女間情事を日本文化全体の悪癖と決め付けてすべての日本男性の基本的人権までを抑圧すべしと促す趣旨の記事が目に留まった。
これを書いている「活動家」のことは知らないし、関心もない。
どんな主張をしようとその人間の自由だし、世迷言だろうが何だろうが人の勝手だ。
だが、新聞はネットのような「トイレの落書き」、「パチンコ屋のチラシの裏」ではなかろう。
いつの世も偽政者は「世迷言」や「妄言」を、さも価値のある「正論」として担ぎ上げて、世論を扇動する「道具」として利用する。
この「活動家」もそんな類の一つだ。
科学的根拠もなく、情緒的、恣意的な「妄言」をさも「真実」として世に放ち、態々外国人記者の前で会見させたりする機会を設けるなどということ自体が、それを証明している。
これらは、日本女性の人権や自由を守るためではない。
日本文化、国家の基本的基盤を崩して、国外勢力の権益確保のための「文化、経済侵略」の一環に他ならない。
己が非難している「性ビジネス」の胴元が、日本人から国外勢力に変わるだけ。
搾取される方法が巧妙になるだけで事態は変わりはしないのだ。
「活動家」本人がこれを自覚しているか否かは知らない。
だが、己が怪しげな勢力に担がれていることぐらいは、知っておいたほうがよい。
利用価値がなくなった途端、ゴミのように捨てられるだろうから。

以前もブログに記した事があるが、旧大戦中に戦争日記を記していた徳川夢声が終戦前後に何回も延べている噂話。
「進駐軍がやってきたら、日本男子は皆、睾丸にレントゲンを当てられて種無し去勢される」と。
物理的には、そのようなあからさまな行為はなかったかもしれないが、こんな記事が全国紙に平然と載る現実を鑑みると精神的には戦後70年以上経った今も、営々「日本男子去勢化工作」が続いている事実を実感する。
ただでさえ、超少子高齢化、生涯未婚率が急騰しているのにも拘らず、男女間交流を「犯罪化」して、出会いを阻み、人口減少に拍車をかける記事を掲載しているのだ。
これで誰が得をするかを考えれば、その背後に「誰」がいるか容易に想像できる。
どんな些細なことですら、事の真偽に拘わらず、男子が女子にアプローチすると「犯罪者」として強制収容所行きを目指しているのは明らか。
最近、痴漢容疑者が必死になって線路上を逃げるのも頷ける。

以上、妄言終了。
ここまで書いて代謝が上がったかは、不明。
むしろ、貴重な限られた人生をまた無駄にしたか・・。

他に代謝を高める何かを探さねばならぬな。







新聞を読んだ日

報道
04 /15 2017
桜も散り始め、新芽が覗くようになった。
だが、まだ夜は風が寒く感じ、コートは欠かせない。
久しぶりに新聞にじっくり目を通す。

「50年後に人口8808万人」(朝日新聞4月11日付け朝刊)
出生率1.44。
50歳まで一度も結婚したことのない人の割合「生涯未婚率」は男性で23.5パーセントという。
世間は経済力云々を理由に挙げるが、それはおそらく違う。
第2次世界大戦終了後、5年しかたっていない1950年。その時の「生涯未婚率」は男性で1.5パーセント。女性も同じ位。
ほぼ全員が結婚、出産を経験していた。
あの敗戦の混乱期が今より「裕福」だったなどと誰も思うまい。
結婚、出産しなくなった理由は他にある。
今後、いくら景気がよくなったとしても、日本人は結婚しないだろう。
たとえ年収1兆円になったとしてもますます「生涯未婚率」は上昇する。
恐らく遺伝子レベルで人口抑制トリガーが仕込まれているのだ。
ある程度の文明度まで達すると、人間は生殖活動を停止する。
その理由は恐らく地球レベルで許容以上の消費活動を抑えるために生物界が生み出した不文律のルール、あるいはホメオスタシスの一種なのかも知れぬ。
だがこのまま緩やかに人口減が続くとは思えぬ。
どこかで劇的に減るのだ。
恐ろしきカタルシスによって。

「化学兵器の貯蔵庫ない」(朝日新聞4月11日付け朝刊)
どこかの内戦続く中東国に北米軍事大国が巡航ミサイルを撃ち込んだという。
理由は化学兵器使用に対する制裁だとか。
本当かどうかは知らない。
ただ、戦争の歴史上、攻撃の口実を捏造した例は枚挙に暇がない。
ベトナム戦争トンキン湾事件。
湾岸戦争におけるイラク軍のクウェート人少女虐待事件等。
これらは後から「事実ではなかった」と報道されている。
北米軍事大国の攻撃は国際法違反だという。
笑止。
戦争が始まれば法律など無意味。
「勝てば官軍。負ければ賊軍」
発端が捏造だろうが、国際法違反だろうが、歴史と正義は「戦勝国」のものとなる。
それ以上でもそれ以下でもない。
だから「負ける戦争」はしてはいけない。

「フィギュア人生 悔いはありません」(朝日新聞4月11日付け朝刊)
有名フィギュアスケーター引退。
脂の乗りきった最初のオリンピックではわずかの差で年齢制限で引っかかり、出場出来ず。
4年後は強力なライバルの後塵を拝し、あとはジリ貧。
勝利の星の下に生まれなかった悲運のアスリート。
それを過剰に持ち上げたマスコミ。
本人は過酷な期待を背負わされ、「フィギュア人形」として弄ばれたのではないか。
星飛雄馬が「野球人形」として苦しんだように。
彼女は26歳になった今尚「ちゃん」付けされて呼ばれている。
これは幸いなのだろうか。
今や40代、50代でも「女子」だ。
永遠の氷上の妖精アイドルとして80歳を超えても「ちゃん」付けされ続けるのだろう。
ジャネット・リンが懐かしい。

「空母朝鮮半島近海へ」(朝日新聞4月11日付け朝刊)
ユーラシア大陸東端の半島北側の独裁国の動向に危惧して、北米軍事大国の空母機動部隊がオーストラリア沖から朝鮮半島近海へと移動とか。
米韓合同演習に呼応して北の国がミサイル発射や核実験を繰り返すのはいつものルーチン。
これで誰かが潤うのだろう。
本気で戦争始める気は更々ない。
新しい北米大統領は自国の利益を最優先に「世界の警察官は辞める」とか公約していたが、その最先鋒の閣僚が追い出され、いつの間に生粋の保守軍人層が周りを固め、大統領を操り始めた気配がする。
プロの軍人は思い付きで戦争は始めない。
だが、何かのきっかけで予想外のことが起こらないとは言えぬ。
これを機に世界の秩序の大転換を画策する者がいないとも限らない。

我が世襲宰相は「北が核、あるいは毒ガスを搭載しだ弾道弾を撃ち込む恐れがある」と注意を喚起したとか。
いまさら何を言っているのか。
弾道ミサイルを撃ち込まれない体制を構築することがなによりも先決で、そもそも相手に撃ち込む隙を晒す時点で「戦争に負けている」のだ。
核武装には核武装で対抗するしかない。
迎撃ミサイルなど気休めにもならない。相手が飽和攻撃してきて1発でも着弾したらアウト。
だから相互破壊確証によって、核を使ったら同じダメージが自分にも降りかかるという「恐怖」を相手に抱かせればならぬ。
すれば、そもそも標的にされるはずもない。
核による「恐怖の均衡」が戦争回避の大原則。
少なくとも「負ける戦争」に巻き込まれずに済む。
それなくして戦争抑止は実践できない。

日本が核武装しておらず、攻撃しても反撃されないのなら核攻撃する誘惑を相手に与えてしまう。
半島の北もその後ろ盾の漢民族軍事国家も核武装国だ。
やるとなったら核武装していない日本に最初の一撃を加えるだろう。
北米軍事国家大統領側近の軍人達はこの際、日本は壊滅しても致し方ないと思っているかもしれない。
半島の北独裁国家に先制攻撃し、万一報復があったとしてもそれは今のところ日本が標的だろう。
北米本国は痛くもかゆくもない。在日米国人と在日米軍を性急に引き上げさせればあとは北と漢民族国家に好きにやらせればよい。
結果、北東アジアは漢民族軍事国家にくれてやる結果となるが、それでウインウインならば、まあ北米大統領も妥協せざるを得ないだろう。

「自分の国は自分で守る」
核搭載弾道弾を配備してこなかった日本にこの情勢下、生き残れる可能性は少ない。
この期に及んで、未だ1950年代の価値観で思考停止している対米追従世襲と原始宗教のような劣化紅衛兵の取っ組み合いで成り立っている日本の政に付き合っていたら滅びの階段を転げ落ちるだけ。
弾道弾に狙われているという時点で、この国は「負ける戦争」に突き進んでいる。
戦争を回避するならば核弾道弾を持てばいい。
思考的にいえば、半島北の独裁国のほうが余程マトモだ。
電話の一本や平和憲法の条文を見せれば、相手国の戦意が喪失するのなら、そう信じればよい。
「日本人は仏陀のように特別なフレンドなんだよ」と世界に知らしめればよいではないか。
幸い、エコノミックアニマルと呼称されていたのだ。
世界から「すごーい」と言われて特別扱いされるかもしれない。
だが日本は他の先進国同様、石油も買うし、食料も買う。貨幣を使って経済活動もする。どこにでもある俗な国だ。
戦争だけが特別免除されると信じているのは当の日本人だけだ。

「見守る人が犯人、どうやって子ども守れば…」(朝日新聞デジタル4月15日付)
「容疑者は保護者会の長」
南関東のどこかの県で起こった幼児誘拐殺人犯容疑者が「正義の味方」のはずの保護者の長だったことにマスコミは右往左往している。
「庶民の敵」とレッテルを貼ってきた「宮崎勤」予備軍の仕業というシナリオしか持ち合わせていなかったから、よもや「身内」の犯罪とは予想も付かず、どう報道してよいかも解らないらしい。
マスコミはいつものごとくレッテル張りに執心するしかないから、今度は保護者会が「庶民の敵」と祭り上げねばならぬところ、それは「自分の味方」なのでそれも出来ず、もはや自分で自分の頭を壁に打ち付けてもんどりうっている状態。
「見守り隊」を疑いの目で見るキャンペーンを敷くことも出来ず、これまでの誘拐報道が如何に偏向恣意に満ちていたかに思い知らされていることだろう。
そもそもレッテル張りが間違っているのであって、子供は親にだって殺される場合がある。だったら生まれた瞬間から子供は親から離れなければならぬが、そんなことは出来るわけがない。
すべてはマスコミの「人の不幸を飯の種にして犯人のレッテル張り」に執心した姿勢が悪い。それこそが罰せられるべきなのだ。
今度は「見守り隊」を飯の種にするのか、注視しておこう。
結局、保護者会すら「子供の敵」みたいなキャンペーンを始めざるを得なくなり、「子供は家から一歩も出ずに学校も教師とも接触を避けて引き篭もってじっとしていなさい!」とか言い出すのだろうか?
噴飯ものである。

こんなメディアが半島危機云々を伝えても、信用に足る情報は微塵もない。


遅かれ早かれ、この国は「負ける戦争」に引き込まれ、50年後を待たずに人口は5000万人を割り込むだろう。
生涯未婚率など、もはやどうでもよくなる。
ある快晴の日、頭上で核の閃光が輝くだろう。
それで、おしまいだ。
そういう運命だったのだ。
生き残るために何もしなかった国の末路は、いつも決まっている。

結局、新聞を読んだ日は憂鬱になるしかない。





あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/