fc2ブログ

ハムフェア、コミティア145お疲れさまでした。そして2023夏のおもひで。

同人イベント
09 /07 2023
コミケットに続いて8月19~20日ハムフェア、そして9月3日コミティアに続く一連の東京ビッグサイトでの同人誌頒布活動も何とか無事終了した。
猛暑の中、当サークル、及び委託スペースにお越し頂いた読者の方々にはこの場を借りて御礼申し上げる。
コロナ文革が一応の終焉を迎え、同人イベントのみならず馴染みの夏祭りも復活。
阿佐ヶ谷七夕祭り、立川、板橋の花火大会、高円寺阿波踊りも赴いて「真っ当な夏」を過ごした。
IMGP6171aa.jpg IMGP6170aa.jpg IMGP6411aa.jpg IMGP6413aa.jpg  IMGP6187aa.jpg IMGP6189aa.jpg IMGP6190aa.jpg IMGP6195aa.jpg IMGP6198aa.jpg IMGP6251aa.jpg IMGP6216aa.jpg IMGP6253aa.jpg IMGP6257aa.jpg IMGP6266aa.jpg IMGP6262aa.jpg IMGP6270aa.jpg IMGP6278aa.jpg IMGP6281aa.jpg IMGP6315aa.jpg IMGP6291aa_20230907050213ebe.jpg IMGP6318aa.jpg IMGP6357aa.jpg
IMG_20230827_191406aa.jpg
猛暑日も続き、かなり過酷な状況ではあったが青空が広がる「夏らしい夏」であったのは幸い。
長雨で不順な天気が続く冷夏よりはよっぽどマシだ。
まだまだ夏を堪能し切れない感覚すらある。
IMGP6694aa.jpg
同人頒布活動に関しては、無線関連の新刊でもあり、ハムフェアでの委託頒布が順調で搬入分完売できたのは収穫であった。
一方で、同人イベントでの頒布は、相変わらず低調のまま。
コミケット頒布数もコロナ前の3分の一程度。コミティアも特段コロナ開けの恩恵はない。
一度離れた一般参加者がなかなか戻ってくる気配も感じられぬ。
今回のコミティアでは前日、午前4時位まで起きていたのも祟り、途中居眠りすらしてしまう状況。
訪れる参加者が引く手あまたならば眠気など出ない筈。
これはよくない。
暫く商業誌活動から離れているのも原因だろう。
かつては知り合いの編集者がコミティアの当スペースへ足を運んで頂いた頃もあったが最近は久しくない。
コミティアではトイレの帰りに「出張編集部」ブース辺りを見て回るが、何ともどうしたものかと思う。
少し前のコミティアでいくつかの出張編集部ブースに持ち込みしたことがあったが、完全に空気感が違った。
箸にも棒にもかからないという雰囲気で未デビューの新人漫画家志望レベルの反応しかない。
このような場所でのアプローチはもう無意味なのだろう。
基本的に商業雑誌の編集者が新たな漫画家を採用する際は、まだ若いエネルギッシュで今時の絵柄を精力的に描け、ストーリーも卓越したセンスがある者を探すだろう。
あるいは、既に売れた実績のある作家かのどちらかだ。
「出張編集部」では前者の候補を発掘する場だ。
後者は元々縁があろうから、こんな同人誌即売会で探す必要もない。
ある程度長く漫画家をやっていても、還暦を過ぎてヒットを飛ばしたことのない者は対象外なのだ。
だから、自分のような漫画家はこのような「出張編集部」に赴いても新しい連載の場を見つける事はほぼ期待できない。
結局は同人レベルで細々と創作活動を続けるしかないのだろう。
そういうレベルのベテラン漫画家がコミティアで個人サークルとして参加している姿をチラホラ見かける。
どういうカタチにしろ、創作活動を維持できる状況にあれば、まだアイデンティティーは保てる。
しかし、それが失われたらTHE ENDである。
そういう恐怖がじわじわと迫る感覚がコミティアに参加する度、強くなってくる。
コミティアに初参加したのは確か1994年頃だったので、すでに30年近く連続してサークル参加している。
30年も経てば状況は変わってくる。
人はもう60を数えたら、次世代に希望をバトンタッチする世代。
その希望を託す対象もなく、ただ朽ち果てるだけの存在となりつつある悲哀が漂う。
しかしそれも宿命である。
せめてあと20年はこの世界で藻掻き続けられれば上出来であろう。
コミティア終了後、1時間近く並んで宅配を出して帰路に就く。
この夏のビッグサイトの日々も終わった。
IMG_20230903_195736aa.jpg
赤く染まった茜色の晩夏黄昏雲に人生の儚さを想う。
IMG_20230903_180653aa.jpg

 






コミックマーケット102お疲れ様でした

同人イベント
08 /14 2023
コロナ文革も終焉し、5類になってから初の制限なしのコミックマーケット102。
今回も二日目13日にサークル参加。
台風7号の影響も心配されたが進路が西寄りに変って、東京地方は直接の影響は免れた。
前日、午前3時までコピー誌製本が押し、6時起床予定で目覚ましを掛ける。
睡眠時間が僅か3時間。
とはいえ、普段のコミケならある程度緊張感があるので寝坊経験はなかったのだが、今回は失態。
一旦目覚ましで起きたものの、二度寝してしまう。
売り子さんからの携帯着信で目を覚ますと待ち合わせ時間の8時を過ぎている。
この時点でまだ家とは驚愕!
慌てて飛び起き、急いでビッグサイトへ。
遅刻してまともに頒布出来なかったという夢を時々見ることがあるが、これでは正夢。
何とかサークル入場時間締め切りの午前9時半にはギリギリ間に合ったが、こんなことは初めてだ。
コミティアでは一度寝過ごしたことがあり、昼過ぎに会場到着というのがあったが、コミケでは流石にない。
更に現地到着後、宅配荷物に入れたはずの見本誌や値札POP類が見当たらず。
まるごと家に置き忘れたのだ。
前回のイベント片付け時に荷物から出してしまったことを完全に失念。
最近、スマホをうっかり紛失したり、原稿入稿時に印刷用の紙指定を間違えたりと、過去一度もミスしなかった事例が起き始めた。
60歳を過ぎて忘れっぽくなったり、探し物が多くなったり、50代までは普通に処理できたことが異常に時間がかかる等の状況に戸惑う。
加齢は恐ろしい。
それはさておき、売り子さんのフォローもあって何とか値札もビッグサイト内で付箋を購入し、事なきを得る。
IMG_20230813_103308aa.jpg
朝はとにかくバタバタしすぎた。
今回も「少年創作」は西ホール。
自分が配置された「島」は晴海時代からコミケ参加していたサークルが目立ち、初老のベテランメンバーが目立つ。
そんな中、お隣は若い外国人女性主宰のサークルだった。
10時半開幕。
入場制限なしのコミケではあったが、西ホールは然程込み合う事もなく、いつも通りののんびりした雰囲気。
ただ、異常な蒸し暑さには閉口。エアコンが全然効いていない。
受け取る1000円札も汗びっしょり。
売り上げもコロナ禍最中と然程変わらず、コロナ前の3分の一程度。まだまだ情況的には苦しい。
西館という事情もあるかもしれない。
更にサークル、一般参加者共にまだマスク率は高く、7~8割は装着。
ノーマスクのほうが目立ってしまう。
まだ正常化には程遠い。
あと、中国語を話す参加者が目立って増えた印象。
文化が近いのでコミケもいずれあっという間に中華圏へ飲み込まれてしまうのかも。

コミケにサークル参加し始めてからもうすぐ30年。
取り巻く状況も、一般参加者の世代も移り変わり、自分のコミケに対する参加スタンスも状況変化に合わせていかねばならないのかもしれない。
16時、何とか無事に閉幕。
撤収すると外はスコールのような雨。
IMG_20230813_162909aa.jpg
いずれにしろ、この猛暑の中、当スペースまで足を運んで下さり、様々な差し入れを頂き、感謝の極み。
この場を借りて御礼申し上げます。
やはり読者あってのサークル活動。
今後とも一層奮励努力して創作に励みたい。
来週はハムフェアーで委託販売。
更には9月3日にはコミティアサークル参加予定。
宜しくのお程を。

 






コミックマーケット102新刊のお知らせ

同人イベント
08 /08 2023
●C102新刊案内
タイトル/『「む」は無線の「む」』番外編『POTAキャンのススメ』
総ページ/16(フルカラー本)
版/A5
頒布予定価格/800円

頒布場所日時/
●コミックマーケット102
東京ビッグサイト8月13日日曜日10:30~16:00
スペース/西ホール “は” 12b「あびゅうきょ」

●ハムフェア2023
東京ビッグサイト南展示棟3・4ホール
8月19日(土)10:00~17:00  8月20日(日)10:00~16:00
スペース/A4マニアックス(委託販売)

●コミティア145
東京ビッグサイト南展示棟3・4ホール
9月3日(日) 11:00~16:00
スペース/東4ホールG19b「あびゅうきょ工房」


作品内容/
「聖少女電波旅団」団長、陽炎不知燈がアマチュア無線の新しいアワードプログラム「POTA」をキャンプで実践!
合わせて「POTA」簡単解説を掲載したフルカラーコミック読本。

POTAキャン表紙版下aaa
POTAキャン04-05頁版下aaa
POTAキャン08頁版下aaa POTAキャン09頁版下aaa

この夏もよろしくお願いいたします!

 






コミティア144お疲れさまでした

同人イベント
05 /09 2023
遅ればせながら5月5日のコミティア144お疲れさまでした。
忌まわしき「コロナ文革」もそろそろ終焉を迎えんとしているが、相変わらずほとんどの参加者がマスク着用。
改めて客観的に観れば奇異な情景である。もうそろそろ花粉症のシーズンも終わろうとしている筈だし、5月以降もマスクをするとなると逆に健康を害するしかないようにも思える。
それはさておき、5月のコミティアは年間を通して最も頒布数が多くなる回。
これまで来場を控えていた一般参加者も加わって既刊本も出るのではないかと期待したが、状況はあまり変わらず。
むしろ例年の5月コミティアと比べても売り上げは低い水準で終わってしまった。
天候も良く、来場者は増えたような気がするが、反対に頒布は伸びないとモチベーションが維持できなくなる。
もっともコミティアに関しては「コロナ文革」最中も極端に頒布数が落ちるという事はなかった分、「コロナ文革」明けになっても状況が変わらないというのはどうしたものか。
今のところはまだ何とかイベント収支は黒字だが先々の状況は芳しくない。
サークル創作活動の根本的テコ入れも視野に入れるべきかもしれない。
いずれにしろ、「コロナ」感染防止を名目にしたイベント入場制限はこれで終わりにして頂きたいものだ。
このような状況下でも当サークルスペースに足を運んで頂いた紳士淑女各位にはこの場を借りて御礼申し上げる。
現在は夏のコミケに向けて鋭意新刊製作中。
宜しくお願いいたします。
IMG_20230505_153320aa.jpg IMG_20230505_153308aa.jpg

 



コミティア143お疲れさまでした。

同人イベント
02 /20 2023
コミティア143お疲れ様でした。
前回のコミティアは原画展と重なってお休みしたので昨年の9月ぶりだろうか?
気温は暖かかったもののどんよりとした曇り空。
ビッグサイト正面で数人のメンヘル系女子が建物をバックに写真を撮っていたが何だったのだろう?
コミティア以外でのイベントのパフォーマンスかもしれない。
IMG_20230219_154659aa.jpg
サークル受付場所が手前の東4ホールに変更されたことで、前々回東8ホールまで歩かされたのとは雲泥の差で改善された。
会場スペース前に着いたのが午前10時半近く。
今回は一人参加。大きな通路に面した島サークル配置。
コロナ文革も終焉に近づき、3月からマスクなしという選択肢も可能になる。
とはいえ、未だに体温測定や消毒を強いられる居心地の不自由さは継承。
コミティアはコミケと違い、コロナ文革の嵐に晒されても、それほど大きく頒布数が減少することもなく、今回も平均並み。
サークル巡回受付も復活したようだ。
しかし、15時を過ぎると人影は薄く、閉会が16時まで伸びたのに手持無沙汰になって睡魔に襲われる。
コロナ文革以前のコミティアに戻るのはまだまだ先のような印象。
今回も当サークルまで足を運んで頂いた読者各位に御礼申し上げます。
 


あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/