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2022年入間基地航空祭

祭り
11 /07 2022
11月3日は3年ぶりの入間基地航空祭。
ブルーインパルスも飛ばず、時間も縮小されての開催だったが抽選に当ったので赴くことに。
やはり「文化の日」に快晴の虚空を仰ぐ場に行かないと、一年のルーチンを通したことにはならない。
コロナ文革という「暗黒時代」は未だに尾を引き、会場内での飲食はNGで、出店もないという。
これでは祭りの体をなさない。いつまでこの世迷言に付き合わされるのだ。
手荷物検査も「あれダメ、これダメ」規制、ルール、マナーも口うるさいほどで、もはや息苦しいことこの上ない。
北朝鮮や中国でもあるまいし、一人分のレジャーシートすら看過できない程余裕がないのか。
あらゆる可能性を削ぎ取って急激に選択肢を奪っていく昨今の情勢は、まさに「貧すれば鈍す」。
有象無象の「マナー警察」が狂犬のように吠え掛かってくる社会がマトモか?
もうこの国も終わりが近い。
とにもかくにも面倒で不毛な手荷物検査を通過し、場内へ。
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抽選制という割には思ったより人がいて、エプロン沿いの滑走路側は人の壁。
もう、最前列でカメラを構える元気などなく、後方で佇むだけ。
今回の見どころは新型輸送機C-2。C-1との編隊飛行は新鮮なショットだ。
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それにしても完全なる快晴。正に航空祭日和。
日差しが暑い位だ。
しかし、食事も出来ず、サイボクハムの出店もない、ブルーインパルスも来ない祭りの雰囲気すら感じられない今回の入間基地に長居する理由は何もなく、正午前にはさっさとエスケープした。
来年こそは不毛なコロナ文革の呪縛と一切縁を切り捨て、真っ当な祭りとして開催してもらいたいものだ。

エアフォースワン降臨の横田基地友好祭2022

祭り
05 /24 2022
コロナ文革による混乱によって延期を強いられてきた米空軍横田基地での「フレンドシップデー」が3年振りに5月21~22日開催された。
情報によると22日にバイデン大統領が来日。入国は横田基地を使うという噂。
となると友好祭の真っ最中にエアフォースワンが着陸するという事か?
俄かには信じられぬが、いずれにせよ22日は横田へ吶喊せねばならぬ。
その米大統領来日によって影響されているのか、初日の21日には物凄い行列が出来て入場が2~3時間待ちになっているとか?
しかし航空自衛隊百里基地に米空軍アクロバットチーム「サンダーバーズ」が来た時の惨状を体験していた身からすれば、これ位の行列は大したことはない。
あの時は半日近くバスに閉じ込められたのだからね。
翌22日当日。天候は回復して絶好の晴天。
昨日よりも行列は伸びているようだ。
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それにしてもこの来場者はどこから遣ってきたのだろう?
コロナ文革の勢いが弱まり、マスクの是非が問われている最中、いままで籠っていた市民が一挙に防空壕から脱出したの如き行列。
逆に免疫抵抗力を失っているから急に外気に触れたら危険ではないのか?
それはさておき、長大な東福生駅からの行列に加わり、約1時間45分位で第5ゲートから入場。
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今回初めて身分証明書の提示を求められた。
手荷物検査も滞りなくチェックが終わって流れるように基地内へ。
地上機展示エリアに向かい、今回初見参の航空自衛隊F-35AライトニングIIを撮影。
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HA-420ホンダジェット、ブルーインパルスも横田初の記憶が。
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お馴染みの嘉手納F-15、三沢のF-16とか。
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陸自のOH-1とか。
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13時半過ぎ、滑走路に大型機が降りて来た。
B-787型の随行記者等を乗せた米大統領随伴機らしい。
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会場では時折デモフライトが実施され、飛行展示機が空を舞う。
UH-1
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CV-22
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PACAF F-16 Demo Team (F-16ファイティング・ファルコン)
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エアフォースワンが着陸すると情報が流れた17時が近づいてきた。
地上展示機エリアも入場制限が17時から18時に延ばされたのはサービスなのか?
17時2分頃、滑走路南側よりエアフォースワンが実際に降りて来た。
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 B-747がベースの米空軍大統領専用機 VC-25A 。
エアフォースワン着陸時、観衆が一斉にスマホやカメラを掲げるポーズは何だか宗主国の皇帝が乗る船が降臨してきて、それを崇めているような宗教儀式のようだ。
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滑走路向こう側、ジョイフル本田瑞穂店の看板を横切って駐機した。
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暫くして、大統領専用ヘリ「マリーン・ワン」が都心に向かって飛び立つ。
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随伴ヘリも2機も後を追う。
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40分後位に米空軍の要人輸送機 C-32Aが着陸。
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これはエアフォースツーか?
エアフォースワンとのツーショット。
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更に10分後、アラスカ州エルメンドルフ統合基地の大型輸送機 C-17A も着陸。
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やがて「マリーン・ワン」も戻ってきた。
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今回はエアフォースワンはじめ、随伴機や専用ヘリなど滅多に観ることのない貴重な機種を惜しげもなく「披露」した友好祭となった。
ウクライナ情勢が絡んで日米同盟関係を意識したパフォーマンスかもしれないし、単にスケジュールが被っただけかもしれないが、
いずれにしろ「横田空域」は日本に返還するつもりはなく、首都圏制空権も掌握し続けるよというアピールなのかもしれない。
理由は様々あれど、滅多に観ることのできない米大統領専用機運用に立ち会えたことはラッキーであった。
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今年も阿佐ヶ谷七夕祭り

祭り
08 /07 2019
5月末からずっと自費出版原稿の日々。8月3日に入稿を終えてやっと一息つく。
鬱々とした梅雨寒がつづき、雨ばかりだったが梅雨が明けたらいきなり猛暑で体が追いつかない。
3日から恒例、阿佐ヶ谷の七夕祭りが始まった。
最終日の7日まで結局4日間通った。
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子供の頃は祭りなど好きではなく、地元にも拘らず七夕祭りもたまに行く程度だったのが、五十路を越えた辺りから行かずには済まなくなってきた。
昔は張りぼてや飾りを眺めるだけの祭りが、今は屋台が増えて、食べ歩きが主流になった。
個人商店も少なくなって、チェーン店が目立つようになってから久しい。「ねじめ」も閉店するという。
張りぼては大凡、メジャーなアニメや流行物がメインだが、いつごろからか、一箇所だけマニアックなアニメ作品キャラクターを展示するスポットが出来た。それもチープな出来ではなく、3D設計されクオリティーが高い。
今年は「ケムリクサ」のヒロインが釣り下がっていた。
浴衣姿の女性や家族連れに混じって、ただ人の流れに委ね、喧騒に身を任せる。
もはや楽しいのか、どうなのかも解らない。
いずれにしろ、心身ともに元気で居られる期間は、限られている。
そんな人生の地平線が見えてきたからこそ、若い頃はスルーしても気のもならなかったものが、今や貴重な日々の一つとなってきたのかもしれない。

ニュースでまたいろいろと流れてはいるが、外交にしろ、「表現の自由」云々にしろ、結局のところ、この二つの諺にすべて集約される気がする。
「貧すれば鈍す」
「金持ち喧嘩せず」
これは事ある毎に思うのだ。
心身、物質的に乏しくなれば余裕がなくなり、寛容性も失われ、いつしか「子供の喧嘩」レベルに堕ちていく。
いつまでたっても1950年代の価値観で「思考停止」している妾世襲と劣化紅衛兵が依存しあっている限り、ジリ貧で同じことの繰り返し。
一度全てをリセットし、その屍を苗床にした新たなる「存在」が発芽するのを待つしかなかろう。


2018年横田基地友好祭

祭り
09 /16 2018
季節は移ろい、気が付けば9月中旬。暑さがぶり返すこともあるが、もう流れとしては秋の気配。
「ハロウィン」のデコレーションが出現したら、もう夏は過去の追憶の彼方。
18時にはもう暗くなってしまう。
儚きぞ夏。
数年前から9月開催となった横田基地友好祭。
毎年のルーティンとして欠かせない横田詣。午後3時前に基地到着。
午前中はあいにくの雨で人出も少なく、いつもとはうって変わっての閑散とした第5ゲート。
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タイミングよく正式配備となったオスプレイも展示飛行を実施していた。
以前にも海兵隊仕様オスプレイは横田で展示されていたが、今回は空軍型。
沖縄に行ったときも飛行状態のオスプレイは目撃していなかったので今回が初めてか。
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雨が止んでも空は曇天。
こんな日はまともな写真は撮れない。
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地上展示のオスプレイも盛況。機内も撮影可能。
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以前、海兵隊型を見学した時にも感じたのだが、配線がむき出しで、乗組員はその胎内に押し込められている感じ。
もはや人の乗る航空機ではない。オスプレイ自体がトランスフォーマーして戦闘ロボットに変形すればよいのだ。
オスプレイ以外にも、航空自衛隊のC2輸送機が初展示。
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C1より確かに大きそうだが、隣に米空軍のC5ギャラクシーが駐機してしまっては台無しだ。
あと、昨年に続き、横田に配備されている無人偵察機も展示されていた。
隊員の娘さんだろうか?可愛い売り子がいたので思わず部隊ワッペンを買ってしまった。
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更にはお馴染みの機種が並ぶ。
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一通り写真を撮った後、食事。
いつもの「色水」ことゲータレート。
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近年、エナジードリンク目当てに米軍基地祭りに赴く人も増えたとか。
やたら自販機に行列が出来ていると思ったら、これか。
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日本国内では販売していない品種もあって大量に買っている者も。
エナジードリンクなど飲んだことがないのでよく判らぬ。
服用すると目が冴えると聞いたので●●●●のようなものか?
一方で米軍基地祭には平成が終わろうとしている今も、パンパン風の婦女子が徘徊しているのは相変わらず。
これも風物詩として欠かせない。
あと、日本人の雇われ警備員風の男子も多く見受けられた。
拳銃をぶら下げていてかっこいい。
日本国内で日本男子がいつでもぶっ放せるスタンスでGUNを所持出来るのは米軍基地内で雇用される警備員位。
少年時代の夢や憧れも未だ進駐軍の敷地内に閉じ込められている。
今更、どうしようもないのだが。
19時頃、基地を後にする。

あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/