コミックマーケット92お疲れ様

同人イベント
08 /15 2017
遅ればせながらコミックマーケット92お疲れ様でした。
蒸し暑い中、当スペースまで足を運んでいただいた紳士淑女の皆様にはこの場を借りて御礼申し上げます。
今回は諸々の事情でコミケ合わせ新刊執筆に入る時期がずれてしまい、準備期間が7月中旬からのわずか半月程度に。
それでもオリジナルと「けものフレンズ」本、プラスコピー誌を出すことが出来た。
この頃はSNSやピクシブを媒体として発表する作品が増えた結果、横長の絵が多く、縦長基本の同人誌サイズに合わせるのに難儀する。またカラー作品をグレースケールで印刷するので何だかもったいない。
オールカラー本も棄て難いが、本文もカラーにするには経費や締め切りの問題もあってなかなか手を出せない。
でもオールカラーの同人誌は特に珍しい訳でもなく、普通に頒布されているので、こちらも一層奮励努力する必要がある。
さて、サークル参加当日。
コピー本作成に手間取り、結局一睡もせずに徹夜に。
これはきつい。しかし気が張っているので何とかビッグサイトまで吶喊。
前日まで涼しかったが、13日最終日は蒸し暑さがぶり返していたので汗が噴出す。
りんかい線国際展示場駅前で「けものフレンズ」の団扇を配っていたので貰う。
スペースは前回と同じく、東7ホール。サークル入場ゲートから遠いので辿り着くだけでも体力消耗。
今回はいつもお世話になっているむらかわみちお先生のサークルとお隣に。
また反対側もかなりパワフルなサークルさんでその隣が永野のりこ先生のサークルスペース。
島スペースとはいえ、搬入量も多い濃厚なサークルが並ぶ。
前回はお隣のサークルが不参加だったのである程度動ける空間を確保出来たが、今回は搬入量の多い両隣サークルさんが先に設営完了した後にやや遅れてスペースに到着したから準備も大変。
ただでさえ狭いスペースに所狭しと同人誌や備品、ポスター立てがぎっしり置かれ、足の踏み場もなくなった。
結局椅子は縦に並べざるを得なくなる。
売り子さんが前で頒布し、自分は後方で待機という、何だか普段とは違う体制で挑むことに。
開場後、しばらくは閑散としていたが11時半過ぎからどっと人が増え始め、短いながら列が出来る時間帯も。
お蔭様で新刊頒布も順調に。
お近くだった永野のりこ先生とも御挨拶出来た。
実は永野先生とはデビューしたての1982年頃から執筆していた『プチアップルパイ』同期であったが、言葉を交わせたのは今回が初めて。
女性の方だとは思っていなかったので吃驚。
今回も「漫画の手帖」様の差し入れが有難い。「マンガ論争」永山氏にもお世話になった。
また、いつも来てくださるファンの方からの差し入れ、激励も感謝に耐えない。
お蔭様で睡魔に襲われることもなく殆どの時間帯自分のスペース内で過ごし、なんとか無事イベント貫徹することが出来た。
次は来週のコミティアで。
よろしくお願いします。

阿佐ヶ谷七夕祭り2017

祭り
08 /08 2017
今年も阿佐ヶ谷七夕祭りのシーズンが巡ってきた。
ここ数日、蒸し暑さがぶり返し、人でごった返すパールセンターを歩くと汗が噴出す。如何にも夏らしくてよい。
21時を過ぎても人の数が減らない。
人口減というのに、都心の祭りの場ではむしろ人の集まりが著しくなっている。
線香花火が落ちる寸前の輝きなのか。
それはさておき、。今年はパンダの張りぼてが目立つ。上野のパンダに子供が生まれたせいかもしれぬ。
いつもマニアックな3Dモデリングで作っていると思われるアニメキャラクターエリアには「けものフレンズ」のサーバルとセルリアン。
他にはマクロスのバルキリーなんかもある。
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やたら多かったのは「ミニオンズ」のキャラクター。一方でポストジブリの「メアリと魔女の花」のキャラが皆無だったのは寂しい。
注目されるのは南口のパールセンターだが、北口アーケードも地味ながら飾りつけをやっている。地元小学校児童が描いた絵が掲げられていた。
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今年もスタンプラリー参加してみたのだが、7日の時点で景品バッチが品切れ。不覚。
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昨年までは最終日でもまだ間に合ったはずなのに。そんなに人気だったのか。

8日、阿佐ヶ谷七夕祭り最終日。台風は日本海側に逸れたが、時々雨がぱらつく天候。だが蒸し暑さは相変わらず。
昨日、記した通り、スタンプラリー本年分の景品缶バッチは7日で品切れ。因みに一箇所だけスタンプごと撤収してしまった場所があって台帳を埋めることすら出来ない。ダメもとで取り合えずラリーのゴールである本部に寄ってみると、撤収スタンプはこちらに戻されていたようでここで捺印してもらえた。一応コンプリートは完成。品切れた本年分の缶バッチの代わりに前回以降の余剰缶バッチを頂けた。60周年のものとかはまだ残っているようだ。
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なぜにどうして今回だけこんなに早い時点で景品がなくなってしまったのだろうか?用意したバッチの数もそんなに少なかった様子もないし。スタンプラリー参加者が予想外に多かったのだろうか。
それはさておき、最終日も盛況。
浴衣の帯に杉並区のマスコット「なみすけ」が記された団扇を刺している女子も目立つ。
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けものフレンズのエリアにはなぜか「かばんちゃん」が増えていた。
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アーケードの切れ目の部分で、ふと見上げると虹が出ていた。よく観ると2重だ。
西日が雲のスリットから射して東の空の雨粒に屈折しているのだ。気が付いたのは幸運だった。
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今回は初日を除いて、何かしら七夕祭りに寄っていた。
そんな七夕祭りも今日でおしまい。
そろそろ季節は「暑中」から「残暑」に移り変わってゆく。
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そういえばJR阿佐ヶ谷駅ガード下にあった旧ゴールド街がリニューアルされて、新しい飲食街に生まれ変わっていた。
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阿佐ヶ谷に2軒目の「スターバックス」まで入っている。それも住宅街側。変にオシャレなつくりになっている。
40年位前、阿佐ヶ谷ゴールド街には「牛友チェーン」というチープな牛丼屋があった。安っぽい食堂みたいな店舗だったのを憶えている。利用者はもっぱら学校帰りの中高生。
その頃からすると隔世の感。ビジュアル的にもステージが違う。
たしかに店舗はおしゃれになったが利用客は高齢者が目立つ。
世代交代が途絶えれば、ここも40年後は廃墟だろう。
阿佐ヶ谷七夕祭りの盛況はいつまで続くのだろうか。

コミックマーケット92新刊御案内

同人イベント
08 /08 2017
コミックマーケット92新刊御案内
新刊御案内その1
『ジャパリパークアマチュア無線局』
ジャンル/けものフレンズ2次創作
サイズ/A5
総ページ/20P
頒布予定価格/400円
ゲスト/森野優樹
頒布スペース/13日日曜日東7ホール「こ」41a「あびゅうきょ」
ジャパリパークに存在した架空の無線局「8J6JAPARI」。ジャパリバスに満載されたアマ無線機とアンテナを駆使してフレンズ達がパークから消えたヒトとの交信に挑むという妄想イラスト集の薄い本。
ジャパリ表1-1708 ジャパリ表4-1708 ジャパリ04頁版下 ジャパリ03頁版下 ジャパリ05頁版下 ジャパリ09頁版下 ジャパリ08頁版下

新刊御案内その2
『LOVE RADIO 2』
オリジナル同人誌。
サイズ/A5
総ページ/42P
頒布予定価格/500円
ラジオやアマ無線に纏わるコミック、イラスト集。
1986年発行「プチアップルパイ」に掲載されたFM遠距離受信ストーリー『スポラディックメモリー』も再録。
LR2表紙版下 LR2-32頁版下 LR2-05頁版下 LR2-12頁版下 LR2-16頁版下
また既刊の「ガルパン」本も頒布予定。

その他
新刊「マンガ論争17」にコラム「あびゅうきょ妄言通信出張編」連載中
頒布スペース/「マンガ論争」頒布スペース

『漫画の手帖』各号にコラム「あびゅうきょ妄言通信」連載中

よろしくお願いいたします。

潔癖キチガイランドに夏が来た

日常
07 /14 2017
梅雨が明けていないのに、暑い日が続く。
北海道では35C以上の日を記録しているとか。例年のこの時期とは気圧配置が違うようだ。
普通、梅雨明けは太平洋高気圧が徐々に勢力を強め、梅雨前線を押し上げて夏になるのだが、今年は列島の上に時計廻りの巨大な渦があって暖気が北海道の東から時計回りに日本列島へ流れ込んでいる印象。
北九州の豪雨もこれにブロックされた前線が刺激されて発生したのかもしれない。

日本のコンテナターミナルで毒針を持つ「ヒアリ」が複数生息していることが確認され、マスコミは上へ下への大騒ぎしている。
ツイッターでも呟いたが、在来種豊かな田園や緑地を宅地化などで更地にすると必ずセイタカアワダチソウが蔓延る。
逆に考えれば旧来の植物相を破壊しなければ外来種は侵入出来ない。
ヒアリも同じ。この蟻が急にやってきたはずもない。
元々あの辺りの水際で生息していたのだ。
今煽られて殺虫剤を濫用すればどうなるか。セイタカアワダチソウの二の舞になることは確か。
このニュースは最初から胡散臭い。
薬品会社の株価吊り上げのために作られたフェイクニュースと疑われても仕方ないほど怪しげな雰囲気が漂う。
にも拘らず、すぐに煽られてアリ用殺虫剤を濫用する愚か者が後を絶たぬのだろう。
その結果、環境のバランスを崩してヒアリ以上の未知の禍を招くことは想像に難くない。
先日、伊集院光の深夜ラジオでも、この「ヒアリ」騒動に苦言を呈していた。
ドラッグストアには「アリノスコロリ」が大量に山積みされているとか。
地面の下でアリが大量に死滅していることを考えるとゾッとすると語っていたが同感である。
それにしても、アリを全滅させる薬品をこれでもかこれでもかと売りつける薬品会社の商魂には恐怖すら感じる。
アリにしたらジェノサイドである。
大量虐殺行為を煽っているのに、なぜ薬品会社は国連から提訴されないのか?
対象が人間ではなく、虫だからか?
しかし一般のアリは人にとって著しい害悪生物という訳でもなかろう。
むしろ、益虫の面すらある。アリが人間の目に見えないレベルで環境浄化に御していることは疑いがない。
にも拘わらず、見栄えだけでそれを徒に駆除することが正しいのか?

こと、日本はいわいる「環境潔癖症」なる病巣に犯されている。
夏になると「虫を殺せ!虫を殺せ!」の大合唱。
蚊、ハエ、毛虫等の害虫に留まらず、ありとあらゆる虫、植物、動物に対して排除する薬品のジェノサイドCMがこれでもかこれでもかと始まる。
そして大衆は虫一匹、雑草一つ、落ち葉一つにすら過敏に反応して排除せずには居られなくなる。
先日、近所の宅地が更地化されて分譲地として売り出されていた。
その敷地にはびっしりと黒いビニールシートが貼られていた。
恐らく雑草を生やさないためと思われるが、もはや尋常を逸した光景がそこには広がっていた。
その真っ黒い土地からは輻射熱で40C以上の熱気が立ち上って息も出来ないほど。
生き物の気配もなく、黒々と横たわる更地は、まるで地獄の入り口のごとくであった。
雑草を生やさぬだけのためにのみ、地獄から悪魔を召喚させているのだ。
もはやキチガイレベルだ。
そんなキチガイレベルの環境を助長しているのが、先のネットに巣食う「不謹慎狩り」や「繊細チンピラ」の類なのだろう。
潔癖キチガイが潔癖キチガイ環境を作り上げ、潔癖キチガイランドで共倒れしていく。
馬鹿につける薬なしとは、よく言ったものである。
「スポンジボブ」も顔負けだ。
こんな潔癖キチガイランドに住むくらいなら、虫だらけの環境のほうがまだマシ。
「断捨離」より「ゴミ屋敷」のほうがまだ人間らしいのと同じ。
自分の部屋は網戸はなく、クーラーも極力かけないので、夏は昼夜問わず虫が大量に入ってくる。
体や机が虫だらけになることもよくあるが、別段気にならない。
吸血性や毒虫は流石に排除するが、ゴキブリ位は口に入れても平気なタイプだ。
家の窓ガラスにはヤモリが住み着き、その虫を捕食する。ハエトリグモも活躍中で共存共栄状態。
腐海のナウシカのごとき生活が理想ではあるが、なかなか難しい。
だから、普通のアリを排除するなど、もってのほかである。
アリが体を這いずっても決して殺しはしない。
きっとアリはいずれ自分に恩返ししてくれるはずだ。

伊集院が述べていたが、「アリノスコロリ」の効能は高度化して、巧みになっており、アリが警戒せぬまま、コロニー全体に薬品が広がるまで効果を発揮しないように調整されているという。
まさに恐ろしきジェノサイド薬品だ。
それでふと、思ったのだが、この超少子高齢化、人口減、非婚化に陥っている日本ももしかして「アリノスコロリ」ならぬ「ニホンジンコロリ」に犯されているのではなかろうか?
これだけ、高齢化、人口減が急速に進行しているにも拘わらず、一向に抜本的な対策をとらないどころか、少しでも結婚、出産奨励を口にすると、非難の声が上がるのはどう考えても尋常ではない。
「何者」かが「ニホンジンコロリ」をばら撒いてアリノスコロリのごとく、確実に日本人を絶滅させる「薬品」を浸透させて、頭をおかしくさせているのではなかろうか。
だからこれだけ人口減に陥っても平気な顔をしているのだ。
それどころかこの期に及んでも尚、結婚出産を抑制する「世論」を必死になって広めようとするメディアすら存在する。
ブログで事あるごとに例に出す徳川夢声日記に記された危惧、「進駐軍が日本男子の睾丸にレントゲンを当てて種無しにする計画がある」という記述とシンクロして、なにやら恐ろしくなる。
「アリノスコロリ」に脅かされているのは、実はアリではなく、日本人自身だということに、そろそろ気が付いたほうがよい。
「進駐軍」からすれば、日本人などヒアリレベルでしかない。
もっともこんな「潔癖キチガイランド」など絶滅されるに値する集団なのかもしれないが。

また夏が来る。

『メアリと魔女の花』を観る

映像鑑賞
07 /13 2017
元ジブリに所属していた米林監督の最新作『メアリと魔女の花』を観る。
スタジオジブリがなくなってしまったので、元スタッフが新たに立ち上げたスタジオが制作している。
なぜジブリが製作部門を閉鎖したのか知らない。宮崎駿監督が「引退」したからと伝え聞くが、「ジブリブランド」の看板を下ろす理由が思い当たらぬ。優秀な人材が拡散するだけで利するものはないのにと素人目には映るのだが。
なぜ、ディズニーのような体制を維持できないのか?
日本コンテンツ産業の地盤の薄さに危惧する。
それはさておき、ジブリブランド亡き後、その正統なる継承作品第一作目がこの『メアリと魔女の花』らしい。
テレビCMなどで予告編を観ると、これまでのジブリ作品のエッセンスをミックスした雰囲気が醸し出されている。
「ジブリブランド」を継承しているのは間違いなさそう。
(これ以降はネタばれ注意)
公開初日の土曜日に観賞。
都外の県庁所在地に位置するシネマコンプレックスで夕方の回。
初日にも拘わらず、なぜか空席が目立つ。
理由は解らず。満席だと思っていたので拍子抜け。
主人公メアリのキャラクターは赤毛でどことなく、高畑勲演出の『赤毛のアン』を髣髴とさせる。
黒猫を従え、箒に乗って空を飛ぶ役柄は『魔女の宅急便』のキキにかなり近い印象。
他にもジブリ作品で「見たことのあるような」場面設定、キャラクター、演出が至る所に見られる。
しかし、やはり従来のジブリ作品とは根本的に違う。
第一印象としては、作画などは確かにジブリの水準を保っており、遜色はなかったが、内容は「ポケモン」や「妖怪ウォッチ」等の子供向けテレビアニメの劇場版といったところ。
更に時事ネタ的なバイアスがかかった演出もあり、やや興ざめする場面も。いつものジブリ作品とは程遠い印象。
宮崎駿氏が東映動画時代からジブリまで継承してきた「冒険活劇」という要素は殆どなかった。
『ポニョ』以降の宮崎ジブリ作品は、老齢ゆえ精彩を欠いて妙な「自己完結」作品で終わってしまった感があったが、それ以前の宮崎アニメは確かに「血沸き肉踊る」冒険活劇ロマンを維持していて期待を裏切らなかった。
だがこの作品には、その真髄がない。
勿論、『メアリと魔女の花』は別人の米林監督作品であるから、宮崎アニメと異なるのは当たり前なことは解っている。
しかしどうしても元ジブリスタッフが手がけていることで、否応にも比較してしまうのだ。
観る者が期待しているのは、ジブリブランドを正統に継承する作品。
だから、米林監督は望む望まずに拘わらず、歌舞伎役者や落語家のようにジブリ一門を受け継ぐ、「2代目宮崎駿」の襲名を背負わされてしまっている。
その観点からすると、庵野秀明氏、新海誠氏等と比べ、不自由な立場にあるのかもしれない。
結局、作品内容的に思い入れて鑑賞する事はなかったのではあるが、妙なことに主人公メアリのニーソックスとスパッツが気になって仕方なかった。
『魔女の宅急便』のキキは黒いワンピースに幼女の履く白い提灯ブルマのようなパンツ姿で味気のないものだったが、メアリは若干大人っぽく描かれているため、その部分が変に「ジブリブランド継承作品」らしからぬ猥雑な印象を発するのだ。
良くも悪くもメアリの「スカートの中」とニーソックスが『メアリと魔女の花』最大の収穫であった。
メアリ170711 仕上げ

諸々近況お知らせなど

日常
06 /29 2017
気が付くとブログを一ヶ月も空けてしまった。
諸々、描かねばならぬ事があっていつものルーチンとは違う2017年初夏。
まず創作活動お知らせ
●コミックマーケット92は、日曜日8月13日東7ホール「こ」41aです。
●漫画の手帖TOKUMAU16号に「妄言通信27」掲載。
よろしくお願いします。
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6月は様々な収穫シーズン。
東京の住宅街でもいろいろ採れる。
初旬には、家の庭に実った梅を収穫して、梅シロップや梅酒に。
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下旬には知人宅で李を御裾分け頂く。
大量に実るから採りきれないほど。
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これでジャムを作る。
自分の手で果実を捥ぎるのは気持ちが良い。
太陽の光と水と土壌からだけでこのような果実が生まれるのは、ある意味不思議だ。
こんな当たり前なことが、特別に思われるくらい、今の世はどこか歪んでいる。

6月末の妄言

報道
06 /29 2017
気が付くともう6月が終わろうとしている。
近日、頓に精神的、肉体的に代謝が衰えていることを実感する。
以前だったら3日で片付く事が一週間たっても終わらない。やらなければいけないことがどんどん先延ばしになっていく。
なぜなら、やるべきことの前に、片付けなければいけないことが終わらないからだ。
どこに時間が吸い取られていくのだろうか?
以前はこれほど酷くはなかった。
歳を取るということはそういうことなのかもしれぬ。
少し代謝を高めるために役に立つか解らぬが、久しぶりに「パチンコ屋のチラシの裏」に妄言を記す。

どこかの古典舞台役者の元放送女流朗読担当勤務だった妻が病で倒れたことを世界の終りのごとく取り上げていたと思ったら、今度は卓上ゲーム少年の連勝記録に血眼になるマスコミ。
「人の不幸」の次は、卓上ゲーム少年の昼ご飯が「国家の一大事」だそうである。
去勢された宦官みたいな痩せ細男子アナウンサーが、胡散臭さに輪をかける。
両方、関心もないから見ようとも思わないのにも拘わらず、耳に入ってくる。
もっと国民に伝えるべき事柄があるはずなのに、相変わらずだから、ますます、新聞、テレビを観なくなる。
それでもまったく無視出来ぬからいくつか反応してみることにした。

少し前、ニュースで「週休3日制」のことをやっていた。
一週間に3日休むのだという。
一方で、小学校の夏休みを短縮して「10日間」だけにする自治体があるとか。
「休暇」という概念の感覚がよくわからない。
「週休3日」も「夏休み10日」も、誰が渇望していたのか知らない。
少なくともそんな世論が沸騰していたなんてことは聞いたことがない。
ニュースでは週休3日にしないと、若い社員が会社に残らないとか、夏休みを10日にしないと教師が過労で苦しむとか理由を流しているが、俄かには信じがたい。
誰の、何のために、そういう休日の取り方を決めるのが、胡散臭さだけが残る。
いっそ、「月月火水木金金」を標榜するほうが、信用できる。
少なくとも、胡散臭さはない。
自分が子供の頃は、休みは日曜日だけだった。
それでも、過酷だとは感じなかった。
一方、夏休みは40日が当たり前でそれを短縮するなんで狂気だとさえ思う。
夏休みが10日になれば良くも悪くも「夏休みの思い出」というものが、存在しなくなる。
普段の授業時間が短縮されたところで、学校に通うことには変わらない。
机上の空論で、夏休みを子供から奪って、教師に楽させるという発想自体、何か間違っている。
「休み」という概念が狂い始めた。
たとえ、週休7日になったとしても、恐らく意味不明な理由付けで週休10日になるのではないか?
誰も望んではいないのに。
そして「週休10日」になったとて「幸せ」になれる人は現れない。

どこかの国会議員が、秘書に暴言を吐いて、そのパワハラ記事が週刊誌に載ったり、暴言音声がテレビから流れ出ていた。
正直、どうでもよいのだが、しかし、ある意味、国会議員と秘書との関係はあんなものだという話も聞く。
程度の差はあっても、議員なるものは格下の人を人間扱いしない。
そんな人格に問題がある者が、選挙や国会質疑のときだけ「聖人君子」を装う。
何かに似ていると思ったら、高校野球だ。
「さわやか」とか言っておきながら、実態は暴力、いじめ、パワハラ、狂気の巣窟。
「清き一票を」なんて街頭で頭を下げていながら秘書に暴言を吐く候補者と、「さわやか甲子園」に出るために学徒を「野球人形」として泥まみれにさせて制裁を加えている部活指導者と妙にシンクロする。
あのパワハラ議員もいっそ、記者会見でこう言えばよいのだ。
「東大卒以外は人間の屑だ!愚民共、私に投票せよ!逆らうとあの秘書のように酷い目にあわせてやるから覚悟しな!私には議席が必要なんだ!政策なんてどうでもよい!国がどうなろうと知ったことか!お前らが路頭に迷おうと、中国が攻め込んできたとしても知ったことか!国会議員であればアメリカに亡命できる特権があるんだ!生き残りたいんだ!だから私に投票せよ!解ったか愚民!」
今、真っ盛りの都議会選で、もしこんな街宣をしていたら、その人に投票してもよい。
なぜなら少なくとも嘘は言っていない。
やはり「正直者」が議員になるべきである。

テレビを見ていたら「空襲警報もどき」のお知らせが時々流れる。
なんだこれは?
アラードが出たら、地面に伏せろとか、家の中に入れとか?たぶん朝鮮半島北側のミサイル弾着に備えよという趣旨なのだろう。
しかし、己の領空に敵性国の弾頭なり、爆撃機に侵入された時点で、もう戦争には負けている。
かつての大戦中、防空意識云々を叫んでみても、B29に侵入されたら為すすべもなく焼け野原にされたのを忘れたのか?
国家安全保障の立場に鑑みれば、まず目標とされないこと。そして同等以上の報復手段を持つことが必須。
それがない国は独立国とは言えない。
それを他国に依存している時点で終りだ。
だから日本は独立国ではないし、いずれまた「勝てない戦争」に引きずり込まれて、酷い目に合うのだろう。
これも建前と本音を使い分けて、既得権に縋りつく守旧的な偽政者たちの「賜物」。
そしてそれを選んだ国民自身から出た錆だ。
もはや選挙制度自体が硬直して、未だに1950年代の価値観で動いているのは滑稽ですらある。
そして、それを是正しようとする者もいない。
この国も終わりが近い。

少し前だったか、朝日新聞夕刊の「オトナの保健室」というコラムに、個々の男女間情事を日本文化全体の悪癖と決め付けてすべての日本男性の基本的人権までを抑圧すべしと促す趣旨の記事が目に留まった。
これを書いている「活動家」のことは知らないし、関心もない。
どんな主張をしようとその人間の自由だし、世迷言だろうが何だろうが人の勝手だ。
だが、新聞はネットのような「トイレの落書き」、「パチンコ屋のチラシの裏」ではなかろう。
いつの世も偽政者は「世迷言」や「妄言」を、さも価値のある「正論」として担ぎ上げて、世論を扇動する「道具」として利用する。
この「活動家」もそんな類の一つだ。
科学的根拠もなく、情緒的、恣意的な「妄言」をさも「真実」として世に放ち、態々外国人記者の前で会見させたりする機会を設けるなどということ自体が、それを証明している。
これらは、日本女性の人権や自由を守るためではない。
日本文化、国家の基本的基盤を崩して、国外勢力の権益確保のための「文化、経済侵略」の一環に他ならない。
己が非難している「性ビジネス」の胴元が、日本人から国外勢力に変わるだけ。
搾取される方法が巧妙になるだけで事態は変わりはしないのだ。
「活動家」本人がこれを自覚しているか否かは知らない。
だが、己が怪しげな勢力に担がれていることぐらいは、知っておいたほうがよい。
利用価値がなくなった途端、ゴミのように捨てられるだろうから。

以前もブログに記した事があるが、旧大戦中に戦争日記を記していた徳川夢声が終戦前後に何回も延べている噂話。
「進駐軍がやってきたら、日本男子は皆、睾丸にレントゲンを当てられて種無し去勢される」と。
物理的には、そのようなあからさまな行為はなかったかもしれないが、こんな記事が全国紙に平然と載る現実を鑑みると精神的には戦後70年以上経った今も、営々「日本男子去勢化工作」が続いている事実を実感する。
ただでさえ、超少子高齢化、生涯未婚率が急騰しているのにも拘らず、男女間交流を「犯罪化」して、出会いを阻み、人口減少に拍車をかける記事を掲載しているのだ。
これで誰が得をするかを考えれば、その背後に「誰」がいるか容易に想像できる。
どんな些細なことですら、事の真偽に拘わらず、男子が女子にアプローチすると「犯罪者」として強制収容所行きを目指しているのは明らか。
最近、痴漢容疑者が必死になって線路上を逃げるのも頷ける。

以上、妄言終了。
ここまで書いて代謝が上がったかは、不明。
むしろ、貴重な限られた人生をまた無駄にしたか・・。

他に代謝を高める何かを探さねばならぬな。







あびゅうきょ

漫画家あびゅうきょ
職業/漫画家
ペンネーム/あびゅうきょ
生年月日/19××年12月25日
血液型/O
星座/やぎ座
出身地/東京都
帝京大学法学部卒
徳間書店刊「リュウ」1982年5月号『火山観測所』でデビュー
著書/
大和書房刊『彼女たちのカンプクルッペ』(1987)
講談社刊『快晴旅団』(1989)
日本出版社刊『ジェットストリームミッション』(1995)
幻冬舎刊『晴れた日に絶望が見える』(2003)
幻冬舎刊『あなたの遺産』(2004)
幻冬舎刊『絶望期の終り』(2005)

公式ホームページ
http://www.ne.jp/asahi/abyu/abe/